2005年04月04日

最近は英語の勉強にもはまっております

 毎月はじめは仏教大学のレポート提出に追われる。今日も一日中机の前に座っていました(ずっとレポート打っているわけではないですが)。もう文章書くのがいやになるぐらい今日は書いたので,ブログはちょっと手を抜きます。

 最近また英語の勉強に力を入れています。僕の場合,土着のバリバリの仏教徒ですから別にリスニングもスピーキングもできる必要はないのですが,海外の情報をネットなどで仕入れるときにはやはりリーディング能力は必須です。まだ今までしたことはないですが,ひょっとしたら海外の人とメールのやりとりをするかもしれないのでライティング能力も将来は磨いていきたいなあと想っています。過去このブログでも何度か英語学習のよさそうな勉強方法を提示したりお勧め本を紹介したりしましたが,なかなか続けていくと楽しいものです。中学生のときに初めてファミコンを触ったときのようなウズウズ感といいますかね,英語を読みたくて仕方がなくなるなんていう時がけっこうあるんですよ。ただし断っておきますが,読みたくても能力的に読めないときの方が多いですけどね。あんまり単語も知らないし。

 で,アメリカの週刊誌『TIME』のサイトをちょくちょく眺めるわけですが,パソコンって便利だなあと想うのは,画面見てたら目が疲れるので,記事の部分をエディタソフトにコピペして適当に文字の大きさとかフォントとか文書構成とかを設定して(ワープロ機能のスタイル設定があれば一発)印刷すればものの1分で教材ができ上がるというわけです。これ,ものすごく便利です。『TIME』を買っても1冊800円を毎週買うわけにもいかないし,買ったって全部読まないし読めないし,と想うとこの方法が一番コストパフォーマンスが高い。ああ。僕が大学生のころにこんなブロードバンド環境があればもっと活用できたのになあ。ま,いいか,今使えてたら。

 『TIME』にこだわる必要はないのですが,『NewsWeek』と比べたら文法がしっかりしているので,語学学習用には『TIME』がいいと文法学者が個人サイトで宣(のたま)っていたので真に受けたのです。記事の内容でいうと僕はどちらかというと『NewsWeek』の方が好きだったりするのですが(今は読み比べるほどの時間はないですが大学時代図書館でよく読んでました)やっぱり文法はきっちり知っておいた方がいいので・・・。思想を除けば読みたくない記事なんてないでしょうし。また『TIME』のお勧め本は後日紹介します。

 本当はリスニング能力も伸ばしたかったのですが,冒頭で述べた通り今のところのプライオリティは下げております。弟は毎日NHKの英語ニューズをラジオで聴いているようですが,僕は長続きしそうにないので最初からやっていません。昔からリスニングは何か苦手意識があるんですよね。全部聞き取ろうとするからダメなんでしょうけど,変なクセがついてしまっているのかもしれません。ただし,最近ではiPodとPodCastingを使った英語学習なんかの取組みも考案されているそうで,一部の私立大学ではiPodを生徒に支給して語学学習に使わせているなんていう記事をMac情報誌でよく見かけます。ハイテクを駆使して学習教材を作るっていうコンセプトは僕は大好きです。いかにして最小の投資で(これは資金の意味です。勉強にかかる時間の投資は汎用性がありますのでここでは含みません)最大の効果をあげるかということを絶えず考えて生活していますので(笑)こういうことに関しては頭の回転も通常の1.5倍にはなります。なんてね。ええなあ。僕にもiPodくれへんかなあ。僕が持っている初代iPodはもはやレガシーモデルに近いっすからねえ。

 さあて,またレポートの続きするかな。  

Posted by p-5796189 at 23:53Comments(0)TrackBack(0)

2005年01月19日

『英語リーディングの秘密』

f63065ff.jpg薬袋善郎『英語リーディングの秘密』研究社 お勧め度★★★★
(勉強本のため要約省略)

 中学生に勉強を教えている時に「僕も今英語を勉強しているんだ」という話をよくするのですが、彼らはすかさずこう聞いてきます。「お坊さんに英語が必要なの?」

 もし大人がこんなこと聞いてきたら「興味があることを勉強して何が悪いねん。職業は関係ないやろ。」と答えるだけですが、"勉強をやらされている"中学生には、もっともっと掘り下げた話をすることにしています。難しくしゃべってはいけないという制約はけっこうキツいのですが、まあだいたい次のような話をしています。

1.日本は変な国だ。国民のほとんどがきちっとした教育を受けているのに、簡単にマスコミに洗脳されてしまう。例えば、小泉首相がピンチになったらすぐに大きな事件とか行事が入ってそっちばっかりに世間の注目がいくようになっている。日本のマスコミはおかしい。
2.日本は国際貢献しているって威張っているが、他の国は必ずしもそうは見ていない。なんでそういうことがわかるか?日本のマスコミはそういうニュースを国内に流さないけど、海外の新聞をインターネットで読めば日本にとって都合の悪いことがたくさん書いてあるから(必ずしも正しくないものもあるが)。
3.これって日本が戦争に負けたときとよく似ている。知らぬは日本人のみ。日本人ってお人よしが多いから同じ失敗もしてあげちゃう。
4.僕はそんなお人よしじゃないので(ついでに言えば時間もあるので)海外のニュースを読むようにしている。でも一流の海外の新聞や雑誌で使われる英語は非常に難解だ。だから日々英語の勉強をしていかないと、サボればすぐに読めなくなってしまう。

 日本が戦争に負けたことすら知らない中学生も中にはいます。アメリカと戦ったんだなんて言うとウソつくなと笑われたこともあります。先月のある新聞の投書で真珠湾は三重県にあると信じていた大学生の話が載っていました。まあ情けない限りですが、マンガ原作のドラマとかお笑いしか放送しないマスコミのやり方を見ていると、やっぱり国民に本当の情報を流さないという姿勢は批判されるべきですね。これって隣の将軍様の国でやられていることは一緒なんですから。その点、アメリカという国は、国対国のやりとりでは許せないことばっかりやっていますが、さすが自由の国だけあって、民間の自浄作用が日本の数十年進んでいます。政党色で別れる部分はあるにせよ、大手マスコミの政権批判は舌鋒鋭いですし、名物ブロガー達でプロ顔負けの情報発信を続ける人たちの人数も日本とは比べ物にならない。僕はそういう部分は多いに見習わなければならないと思っているので、坊主のくせに英語の勉強もしているのです。なんか理由になっているような、なっていないような・・・。

 本題に入りましょう。最近というより近年になりますが、「3日でできる」とか「猿でもできる」みたいなノリの英語教則本があふれていますね。文法なんて難しいことを言うな、決まり表現を覚えれば会話なんて簡単簡単、みたいな。このブログでも過去いろいろと英語の勉強については発言してきましたが、僕は基本的に「しゃべれればいい」程度の実力がついて英語ができるようになったと言うことは認めません。本書で指摘するような事項がさっぱり理解できないであろうからです。

 本文から例をあげましょう。

(p.168より引用開始)
Early on Saturday came raids on the cult's factory in Tomisawa in Yamanashi prefecture, which former Aum follwers told police was used to make guns.
(Newsweek,Apr.17,1995)
(引用終了)

 Newsweekの記事です。きっちり訳せますか?僕は倒置になっているのはさすがに気がつきましたが、which以降をどう訳していいかわかりませんでした。policeは主語なのか目的語なのか?これがわからない人で、かつ英語の勉強の必要性を感じている人にはこの本をお勧めします。

 本書ではリーディングのキーポイントは「動詞型」だと説きます。動詞型というのは簡潔に書くと、述語動詞なのか準動詞なのかという区別と、それが1から5までのどの文型で使われる動詞かという情報のことです。これが正確にわからないと正確に読めないわけです。上の例文では、動詞型がcame, told, was used ,makeの4つありますが、どれが述語動詞でどれが準動詞なのかわかりますか?本書はひたすらそんな説明で埋め尽くされています。文法が嫌いな人なら10ページぐらい読んでギブアップするかもしれませんが、それほどやはり英語を正確に理解するのは難しいということなのでしょう。

 一応、本書から正解を引用しておきましょう。まあ何が書いてあるかが日本語でわかったとしても、文法を説明できなければわかったことにはならないので(同じような表現が出てきても次も訳せない)なぜそうなるかが気になる人にはやはり本書を手に取られることをお勧めします。

(p.186より引用開始)
 土曜日の早朝には、山梨県富沢町にある教団の工場に対し強制捜査がおこなわれた。この施設は、オウムの元信者が警察に語ったところによると、銃を製造するために使われていた。
(引用終了)

 おっと。面白いことを考えついたぜ。自動翻訳ソフトをもっていたな。比べてみるか。

(我がMacにインストールされたフリーウェア「E2LTranser」による結果)
 前もって土曜日は侵略Aum の前のfollwers が警察に銃を作るのに使用された告げたYamanashi 県のTomisawa の嵩拝の工場の来た。

 わはは。なんじゃこりゃ。別にフリーウェア作者を責めるわけじゃないけどねえ。

Excite翻訳による結果)
 早くから、土曜日は襲撃に続きました。県の山梨のTomisawaのカルトの工場、警察が銃を作るのに使用されたと言われるどの元オームfollwers。
 
 県の山梨のって何やねん。警察が銃を作ってどうすんねん。笑う気力もないわ・・・

 幸か不幸か有料の翻訳ソフトをもっていないので試せませんが、どの程度のものなんでしょうかね?正解に近い意味が出ているんだったらそのソフトは買い!かもしれませんね。誰か試してくれませんかね。 

 本書はあくまで、英語を正確に読むためのいくつかある方法のうちの一つを提供しているという位置づけで捉えた方がよいでしょう。当然ですが著者のやり方でないと読めないなんてことはないです。最後は好き嫌いだと思います。僕はけっこう気に入りました。いろいろ練習を積んでいこうと思います。

 ちなみに著者は駿台予備校の名物教師だったらしいのですが、今はなぜか代々木にいたりして、社会人向けにも本書のような本を多数出しているようです。たまたまリーディング能力の向上に役立ちそうな本を探すために本屋に行ったときに出会った本と著者ですが、ひょっとしたら思わぬ掘り出し物なのかもしれません。  
Posted by p-5796189 at 23:04Comments(0)TrackBack(0)