2005年11月29日

西村議員逮捕で武部の妄言が隠れるか?伊藤の無能が忘れられるか?

 今日はまず自分の読みの甘さを詫びねばなりません。先日のエントリ(→リンク)で西村議員のスキャンダルについて触れた件です。まさか逮捕までされるとは思いませんでした。読みが甘かった。でもなぜこの時期に逮捕されなきゃいかんのかという仮説をたてるにはもってこいの事件です。
 
 弁護士法違反は立派な法律違反だから逮捕されても仕方がないとはいえ,なぜこの時期なのか?自分の脱税を図っていたとはいえ,一般の国民に迷惑をかけたのか?もっと大事な事件が追及されることをかわすための国策逮捕ではないか?

 最後の疑問については半ば憶測ですが,ここのところ自民党のスキャンダルというか頼りなさが光っていただけに,誰かが,そのガス抜きというか追求の矛先を他に向けることを思いついて情報をリークしたのでしょう。「誰か」というのは,民族主義で過激な憲法改正を主張していた西村容疑者(※)が「悪者」に仕立て上げられることで改正議論が前進するだろうと考える人たちかもしれないし,ヒューザーとか木村建設とか姉歯建築士がらみで国民に注目されたくない代議士の方々かもしれないし,朝鮮利権にどっぷりつかった野中一味の残党によるものかもしれない。とにかく今は政府自民党のかじ取りに不備が目立つので,いろんなところの利害が絡んでいて批判をかわしたいと考える人たちがいっぱいいるのだろうということは容易に想像がつきます。

※逮捕されたんだから容疑者でいいでしょう。昔SMAPの稲垣吾郎が逮捕されたときに各メディアは一斉に「稲垣メンバー」と言っていたのを思い出しました。稲垣容疑者とはいえない業界の裏事情をそのとき知りました。真須美容疑者の日本生命外務員という肩書きもすぐに大手生保外務員に自主規制されてました。おっと余計なことでしたね。

 その中でも僕はやはり耐震偽造問題が一番大きいと思います。姉歯がらみね。自民党の幹事長がこんな暴言を吐いていたことを思い出してみよう。

(Nov/27/05 東京新聞より引用開始)
【武部幹事長『悪者捜し終始…景気に響く』】
 自民党の武部勤幹事長は二十六日、北海道釧路市で講演し、マンションやホテルの耐震強度偽造問題について「悪者捜しに終始すると、マンション業界は、ばたばたとつぶれる。不動産業界も参る。景気がこれでおかしくなるほどの大きい問題だ」と述べ、慎重な対応を求めた。(略)
(引用終了)

 バカ丸出しの暴言,いや妄言,世迷いごと。マンション業界がつぶれるなんてことがなぜわかる?正しいことをやっている業者が少ないというデータでもあるんか?おまえ実情知ってるんとちゃうか?知ってて追求されたくないから慎重な対応を求めるんかい?おまえ業界からいくらもらってるんだ?

 この発言を容認するなら大きな業界ほど悪さし放題ってことになります。大地震がおきてあちこちのマンションやビルが倒壊しても,「あのときの景気を支えるためには仕方がなかった」という発言をすれば許されるわけですから。悪さの上に成り立っている景気が本物かどうか,それぐらいの倫理観はもってくれよ。共産党独裁で市場経済を導入しているような中国の経済がいつまでも続くとは思っていないだろう?それと同じだぞ。自民党の名が泣くぞ。

 悪者を捜して説明を求めずして,欠陥マンションを買ってしまった人たちが納得するとでも思っているのか?
 悪者かどうかわからない人に賠償責任を求めるつもりか?
 そんなにお前さんはマンション業界からリベートもらっているのか?

 いくらBSE潜伏期間中でイエスしかいえない武部の発言だとしても,幹事長なんだからいい加減なこと言うなよ。ま,あんたのいい加減さは農林水産大臣のときのBSE対応でこっちは嫌というほど経験しているんだから今更驚きはしないけど,逆に,いい加減なことをあわてて言い出すってことを考えれば,この発言は勇み足というか軽口がすべったというか,そういう類いの発言なんだろう。

 とにかく,この耐震偽造問題には触れられたくないのだ,自民党は。そりゃそうだ。民間に任せればすべてうまくいくというのが小泉改革のスローガンだからだ。うまくいっていない実例をほじくり返されるわけにはいかんのだ。せっかく国民をうまく騙せてきたのにウソがばれてはまずいのだ。

 でも騙された人たちは「自己責任」で済まされるのか?じっくり調べて買わなかった方も悪いと言えるかもしれないけど,そういうデータが出されないからわからなくても仕方がないでしょう?マンションを買った人が業者から「このマンションは震度5で倒壊する恐れがあります」とか「民間業者がチェックしているので杜撰な分安くなっています」とか説明を受けていたっていう証拠があるんなら別ですけど。「株式日記」サイトで紹介されていた記事(→リンク)などによれば,現場の人たちで今回の問題の発覚を意外だと思っている人間なんていないことがわかります。つまり皆グルで違法建築の建物を売っていたわけ。ボロボロの建材と手抜き基礎工事でコストを徹底的に下げて破格の値段で売り出して大もうけしたヒューザーはおそらく氷山の一角でしょう。だから調べられるとボロボロ出てくるので,BSEくるくるパーの武部はびびっているわけだ。建築事務所の社長も海にドボンしたし(自殺か他殺かは知らん)こんな問題が西村事件だけで消されてたまるもんか。
 それとも武部がびびっているのはこれかい?

(Nov/29/05 日刊ゲンダイより引用開始)
【小嶋社長の政界人脈に浮上した小泉首相】
 マンションの耐震強度偽造で大揺れのデベロッパー「ヒューザー」の政界工作が次々と発覚。ついには小泉首相との浅からぬ関係も浮上した。社長室には小泉さんとのツー写真を飾ってあるとの情報を耳に、当の小嶋社長を直撃すると、「知らね〜な。オタクの好きなように勝手に書けよ。ゲヘヘヘ」ときたもんだ。
(引用終了)

 イエスマン武部だからな,いろいろ動かねばならない理由もわかる。ま,ヒューザーがらみのスキャンダルはあちこちに情報があって(ネットで調べたらわんさか出てきますよ)今後も週刊誌あたりが書いてくれるだろう。
 それよりも自民党として無茶苦茶まずいことになっているのがこれだ。

(Nov/26/05 毎日新聞より引用開始)
【<耐震偽造>伊藤元長官「間違ったことはやっていない」】
 自民党衆院議員の伊藤公介・元国土庁長官(64)が、耐震データ偽造問題で建築主として国土交通省から聴取を受けている不動産会社「ヒューザー」(東京都千代田区)の小嶋進社長(52)を、「友人が困っている」として、問題の公表2日前に国土交通省幹部に引き合わせていたことが分かった。「今さら建物を壊さなきゃいけないというのは困る」「建て替えるなら公的支援を」と話す小嶋社長と同席し、伊藤元長官は「何とか考えてもらえないか」と要請したという。多くの居住者の安全を脅かす問題の公表前に、政治家が業者とともに監督官庁に介入していた疑いが出てきた。(略)
 建築指導課長によると、小嶋社長は「イーホームズが審査を通した物件なのに、今さら壊さなきゃいけないというのは困る」と発言。さらに、建て替えには費用がかかるとして「100億円や200億円を国が負担してほしい」と話した。これらの要請に、課長は「入居者の安全が第一だ」と答えたという。(略)
 伊藤元長官は26日朝、東京都町田市の自宅前で毎日新聞などの取材に改めて応じ、「詳しいやり取りは覚えていないが、間違ったことはやっていない。こういう相談なら小嶋社長じゃなくても連れていったと思う」と答えた。小嶋社長は4年前から伊藤元長官の資金管理団体「東京公友会」の年会費16万円を納め、昨年9月にはパーティー券100万円分を購入している。(略)
(引用終了)
 
 これが「間違ったこと」じゃなくて何なのか。民間のマンション業者が公的支援をお願いすること自体が「民営化」を理解していない証拠。その意を酌んで「何とか考えてもらえないか」と政治家が要請することが「間違って」るということがわかっていないのなら,あんた抵抗勢力だよ。小泉酋長が髪振り乱して民営化民営化と叫んでたのを横で聞いてなかったの?民営化ってのは政府は何も知らん,責任もとらんってことだぞ。行政に要請するようなことはタブーだぞ。財務省だって今後赤字国債がうまくはけないだろうから郵政民営化して悪者を郵便局にして,自分たちは悪くないっていう既成事実を作ってるんだぞ。国民は知らないだけで,民営化ってのは政府の責任放棄なんだから,いまさら政府に泣きついてくる業者を助けようとしてどうすんねん?あほか。

 ちょっと珍しく語気が荒っぽくなってしまいました。武部はどこかで手打ちを考えているのであの発言が出たのでしょうが,ワルばっかりに景気を頼っていたら真面目な国民がそろそろ蜂起しますよ。いや,天皇ご一族の継承者問題をロボット工学者とか車屋が考えて首相が皇族の発言を無視するような国だから,天罰が下りますよ。ホントに。  

Posted by p-5796189 at 18:38Comments(0)TrackBack(2)

2005年11月09日

外為ブログ更新しました

 外為ブログ(→ リンク)を更新。今回はちょっと難し目だけど大事な話題です。

 これだけのエントリじゃつまらないから手持ちの(いつかエントリにしようとストックしていた)ニューズを紹介しよう。

(Nov/02/05 MSN-Mainichi INTERECTIVEより引用開始)
【金融資産:貯蓄なし世帯は23.8% 過去最高】
 金融広報中央委員会(事務局・日銀)が2日発表した05年の「家計の金融資産世論調査」によると、貯蓄を持たない世帯は前年比0.9ポイント増の23.8%と、1953年の調査開始以来、最高になった。
 金融資産の平均保有額は63万円増の1085万円。額の順に並べたときの「中央値」は30万円減の400万円だった。一部の高額保有者により平均額は上がったが、平均額を下回る世帯数は逆に増えたとみられ、資産格差が拡大した可能性もある。ただ、同委員会は「変動幅が誤差の範囲内で、特別な傾向は読み取れない」としている。
 貯蓄が減った世帯は5割弱、増えた世帯は約2割あった。減った理由は、定期収入が減り取り崩した(51.3%)▽教育費、結婚費の支出があった(29.5%)▽耐久消費財の購入(29.1%)−−などが挙げられた。年齢別では、貯蓄が減ったのは中高年層に多く、特に60歳代では5割超にのぼった。
(略)
 調査は6月28日〜7月8日、全国1万80世帯を対象に実施し、32.4%が回答した。
(引用終了)

 こんな状況で増税するんだって。どうなるかはアホでもわかると思うんだが・・・。  
Posted by p-5796189 at 23:27Comments(0)TrackBack(0)

2005年11月01日

酒と泪と男とブッシュ

 世間は内閣改造の話題にとっぷり漬かっているようですが,僕はあんまり興味がありません。小泉だけ見ていれば何をするかわかります。異を唱えれば次期総裁のお鉢が回ってこないという抑圧の中でポスト小泉たちはひっそりとムリをせず(減点になるようなことをせず)与えられた仕事だけをこなすでしょうから。

 そんな日本のことは置いておいて。先日よりちょこちょこ書いているアメリカの動きについて面白い記事があったので紹介しよう。

(Oct/31/05 ZAKZAKより引用開始)
【ブッシュ政権酔態、飲酒再開?プレッシャーに負けた 20代から深酒、乱闘で逮捕歴も】
(略)
 大統領の飲酒再開を報じたのは、米ナショナル・エンクワイラー紙。同紙によると、ブッシュ大統領はハリケーン「カトリーナ」がニューオーリンズを襲った際、ローラ夫人に飲酒しているところを見とがめられたというのだ。
 複数のブッシュ家関係者の証言によると、大統領はテキサス州クロフォードの自宅牧場で、ストレートウイスキーを「テキサス・サイズ(超特大)」で1ショットあおり、ローラ夫人に「ジョージ、やめて」と叱責されたらしい。
 先月3日付のグローブ誌によると、夫婦は飲酒が原因で、離婚危機にあるという。ローラ夫人は以前、夫に対し「お酒をやめなければ離婚する」と宣言していた。
(略)
 ブッシュ氏は20代から深酒をしてアルコール依存症になり、飲酒運転や窃盗、フットボールスタジアムでの乱闘などで3度の逮捕歴がある。コカインに手を出したとも言われる。
 だが、「不惑」直前の39歳で、キリストによって救われたという体験(ボーン・アゲイン)を重視するキリスト教の一派「福音派」の指導者に出会い、改心。40歳の誕生日から酒をやめ、文字通り、生まれ変わった。それ以来、酒は一切飲まず、午後10時に寝て午前6時に起きる禁欲的な生活を送っていた。だが、それまで何度も断酒に失敗しており、ローラ夫人は「私かジム・ビーム(バーボンの銘柄)か」と迫ったこともあったという。
 世界の運命を握るともいえる米大統領だけに、単なるアル中では済まされないのだが…。
(引用終了)

 彼は宗教的にもダメ人間に戻ってきたようですね。アメリカ大統領ですからものすごいプレッシャーがあるのは理解できますが,それでも立候補して(なりたくて)なったんだからがんばれよ・・・。宗教によって救われて大統領にまでなったんだから,その生命線が外れたら「ただのオッサン」。やっぱりアメリカっていう国の大統領は2期目は(共和党も民主党も)ダメ人間になっちゃうもんなんだね。

 アメリカ関連記事を続けます。

(Oct/31/05 NIKKEI NETより引用開始)
【9月の米個人消費、0.5%増】
 米商務省が10月31日に発表した9月の米個人消費支出(季節調整済み)は年率換算で8兆8533億ドルとなり、前月から0.5%増えた。事前の市場予想と一致し、2カ月ぶりに前月比プラスとなった。
 内訳をみると、自動車や家電製品などの耐久財が前月比2.3%減ったが、食品や衣料などの非耐久財が1.3%増えたほか、全体の約6割を占める外食や旅行などのサービス支出も0.6%増えた。
 個人所得は前月比1.7%増の10兆3770億ドルとなり、税金などの支払いを除いた可処分所得は1.9%増えた。いずれも2004年12月以来の高い増加率。貯蓄率はマイナス0.4%で、前月から1.4ポイント改善したものの4カ月連続でマイナスとなった。
(引用終了)

 おかげさまでドル高になって僕のFXポジションは空前の含み益をはじいているわけですが,それにしても貯蓄率の4ヶ月連続マイナスは危険な香りが。でもまあ,FF金利も今日上げられる予定だし,あとは原油が落ちてくればクリスマス景気に乗ってさらにドル高っていうシナリオが描かれるわけだけれども,どうなるんだろう。ポジション調整すべきか,強気でホールドすべきか。ちょっと迷ってます。

 P.S. センチュリー証券のFXシステムが強化されたのですが,僕にとっては使いづらくなりました。今までは損益の履歴をExcelに取り込んで多様な分析ができていたのですが,できなくなりました(もちろんPDFの報告書を拾って手打ちしてやればできますが,そんな時間あるかいな)。新しく良さげな業者も見つけましたので,長期運用を目的としたまとまった資金をそっちに移そうかと思っています。詳しくは,

→ 外為ブログ  
Posted by p-5796189 at 22:17Comments(0)TrackBack(1)

2005年10月23日

最近のゴシップ記事を紹介 あの金融機関が村上ファンドに・・・etc

 今日は最近の気になるゴシップ記事を集めてみました。暇つぶしにどうぞ。でも,全文引用するとかなりの量になるので見出しだけね。

→  Oct/20/05 日刊ゲンダイ【阪神株資金は「農林中金」有力説】

 ほっほっほ。事実かどうかについては友人に確認いたしましたが,公表はいたしません。ほっほっほ。

→ Oct/21/05 YOMIURI 0NLINE【レバノン元首相暗殺、相模原の盗難車使用】

 意外なところで見つかるもんだね。これも三菱か・・・

→ Oct/20/05 日刊ゲンダイ【BSE問題で嫌われた米国牛肉 学校給食に回されるってホント?】

 これはほぼ確実でしょう。それからいわゆる「加工品」ね。昨日も日テレの『世界一受けたい授業』でやってたけど,生鮮食品なら産地表示は義務づけられるが,例えば「タレ付きの肉」にするだけで「加工品」となるので産地表示しなくていいという制度を悪用するってことね。アメリカ産牛肉は一旦メキシコに輸出されて,メキシコから日本に輸入されている現状(去年からメキシコからの牛肉輸入量が莫大に増えているのは事実。農水省のHPでも確認してください)もあるので,法律のウラをかいくぐった脱法行為があちこちで行われるだろうね。外食なんかが一番危ないんだろうなあ。

→  Oct/21/05 ZAKZAK【宗男攻勢、外務省恐々…「モスクワ大使館の裏金」 】

 さあ。怖い男が動き出すよ。小泉さんの国策捜査で逮捕された男達の反戦活動に注目します。  
Posted by p-5796189 at 23:11Comments(0)TrackBack(0)

2005年10月13日

産経新聞のレベルの低さにがく然・・・「愛」がないぞ,「愛」が!

 Macファンとしては新型iPodとか新型iMacG5についてコメントすべきなのかもしれませんが,どこもかしこもやっているので僕はパス。今日は産経新聞の社説を採り上げます。まずは最近の社説から。

(Oct/12/05 産経新聞社説より引用開始)
【パキスタン地震 より国益を意識し支援を】
 パキスタンを襲った地震は北部地域の情報が入るにつれ,甚大な被害が明らかになってきた。国連推定で二百五十万人が家を失い,死者は四万人に達する可能性もあるという。各国からは救助や医療のための緊急援助要員が続々,現地入りしている。
 日本政府は地震発生当日の八日,国際緊急援助隊の派遣を決定した。翌九日には四十九人からなる救助チームが出発し,十日には現地入りして救助活動を開始した。医師,看護師ら二十一人で編成する医療チームも十日に出発している。自衛隊からも国際緊急援助隊派遣法に基づき,輸送用ヘリコプター数機と二百人規模の隊員が派遣される予定だ。
 緊急援助隊は,重大な被害に直面する人たちを一刻も早く救うために活動する。人道目的と同時に国際社会で名誉ある地位を占めようとする日本の国益にとっても重要な意味を持っていることを忘れてはなるまい。
 パキスタンのムシャラフ政権は,アフガニスタンの旧タリバン政権と決別し,反テロで米国と協調している。
 ただし,国内の反米意識は依然,根強く,必ずしも政権基盤が安定しているとはいえない。地震をきっかけに政情が不安定化することは,テロとの戦いに共通の利益を見いだす日米欧にとっても避けるべきシナリオである。
 一方で,中国は戦火を交えたことのあるインドとの関係から,「敵の敵は味方」としてパキスタンと良好な関係を保ってきた。今回,中国は欧州連合(四百四十万ドル)を上回る六百二十万ドル(約七億円)の支援を表明するなど,素早く反応した。
 日本政府は十一日,二千万ドル(約二十二億円)の無償支援を決めたが,中国の後塵(こうじん)を拝した印象はぬぐえない。こうした外交戦略とともに反テロの立場からもムシャラフ政権への支援に力を入れることがさらに重要になる。
 今回の派遣は初動として決して遅くはなかった。この点は援助経験の蓄積が生かされたものとして評価することができる。
 だが,それでも英国などの救助チームより現地入りは一日遅れた。派遣人員の規模も小さかった。経験をさらに生かし,より高いレベルの行動を国の意思として目指してほしい。
(引用終了)

 産経らしい論調と言ってしまえばそれまでですが,どこにも「愛」が感じられませんね。人道支援という言葉がこれほどまでに空虚に響くなんて,保守の作法を間違ったマスコミってのはこの程度の社説しか書けないものなのでしょうか。
 自然災害をなぜテロと結びつけて,ムシャラフが親アメリカだから助けろだの,イギリスより支援が遅れただの言って,地震の被害者のことを本気で心配しているのか?こんなときにアメリカに尻尾を振る回数を競ってどうすんだよ。未曾有の大惨事を日本の国益のために利用しろだって。そういう「愛」のないエセ「愛国心」を語る奴らに「保守」を語って欲しくない。国益とエゴをごっちゃにするんじゃない!極めて不愉快です。

(Oct/08/05 産経新聞社説より引用開始)
【中国外貨準備高 元の再切り上げしかない】
 中国の六月末の外貨準備高が香港を含めて八千三百七十九億ドルと,日本を抜き初めて世界一になった。香港を除いてもトップになるのは時間の問題である。これは矛盾に満ちた通貨制度の裏返しでもあり,小手先ではない人民元再切り上げが求められる。
 中国が首位の座についたのは,日本の財務省発表の主要国外貨準備高で明らかになった。ただ,香港を除くと七千百五十九億ドルで,まだ日本とは一千億ドル以上の差がある。
 しかし,中国の外貨準備は昨年一年間で二千億ドルも急増している。今年も毎月二百億ドル前後も増えており,中国発表の八月末の準備高は七千五百億ドルに達している。このままだと,来年早々にも日本を上回る見通しだ。
 多額な日本の外貨準備は貿易黒字もさることながら,デフレ対応で大規模な円売りドル買いの市場介入を実施したからだが,それも昨年春までだ。中国の場合は安い人民元を背景にした輸出と硬直的通貨制度に起因する。
 当局が外貨を一元管理する制度をとっているため,貿易黒字が外貨準備としてそのまま積み上がる仕組みなのだ。その貿易黒字は一−八月で六百億ドルに達し,過去最高水準だった昨年の二倍のペースで増えている。
 先進七カ国が人民元改革を求めてきたのはこのためだが,七月の改革はこうした構造の是正に程遠かった。切り上げ幅が2%程度と極めて小幅な上,導入した「通貨バスケット制」の運営に改革姿勢がみえないからだ。
 この制度は複数通貨を加重平均してレートを決める方式で,対米ドル相場を一日上下0・3%の範囲内で変動させるとした。しかし,その後の人民元相場は,以前の実質的ドル固定制時代とほとんど変わっていない。
 ドルの比重がどの程度か分からないが,この制度が機能しないよう当局がドルを買い支えているのは間違いない。改革後の貿易黒字が高水準なのも,外貨準備が積み上がっているのも,この結果だろう。
 中国の輸出競争力からみて,せめて一割の再切り上げとバスケット制を機能させることは国際的責務である。それをしない限り,市場経済化に不可欠な資本取引解禁など中国自身の課題も解決はできない。
(引用終了)

 どのように好意的に読んだとしても,日本の外貨準備高が中国に抜かれた,悔しい!としか伝わってきません。香港を除けばまだ日本は一位だ・・・なんて本当に空虚な主張しかできないんですね,この新聞は。後半部分に書いてある内容をそっくりそのまま,十数年前にアメリカから言われた国は大きなバブルを発生させて,華々しくはじけて,未だに超デフレから抜け出していないという事実を産経新聞の社説記者は忘れているようです。この国はあんまり派手にドル買い介入をし続けたものだからアメリカに叱られて外貨準備高が伸びていないだけ。こんな国のようにアメリカの恫喝に負けて手のひらで躍らされたくないから,中国は必死の抵抗をしているんでしょう。もちろんフェアなやり方ではないけど,通貨戦争なんだから,ほいほいっと簡単に相手の策にはまる必要はありません。きつねとたぬきの化かしあい。日本はいいんだよ。この位置で。アメリカ経済が破裂したときに日本が悪いと言われないようにしておけばいいんだから。

 産経も本当にレベルが落ちたなあ。石原慎太郎は息子を二人も自民党に人質にとられて舌鋒が明らかに鈍っているし,クライン孝子は馬鹿丸出し。その他の論者もなんだかポチ保守ばっかり。TBSもダメになったし,もう大手メディアは本当におしまいですね。  
Posted by p-5796189 at 23:43Comments(1)TrackBack(0)

2005年10月09日

デルファイ破綻!おそらくトヨタはショックアブソーバーとしてGMに塩を送り続けていたのだろう

 本日2本目。トヨタによるアメリカ市場での値上げ,富士重工業株の取得などの貿易摩擦回避措置が霞んでしまいそうなニューズです。

(Oct/09/05 Sankei Webより引用開始)
【デルファイ、破産法を申請 負債総額2兆5000億円】
 経営不振に陥っていた米自動車部品最大手デルファイは8日、自主再建を断念し、ニューヨークの連邦破産裁判所に連邦破産法11条(日本の民事再生法に相当)の適用を申請した。ロイター通信によると、負債総額は約221億ドル(約2兆5000億円)。米自動車関連で過去最大の経営破たんとなった。
 デルファイは、最大の取引相手である米自動車最大手ゼネラル・モーターズ(GM)がトヨタ自動車など日本勢の躍進のあおりを受けて販売不振に陥ったことから巨額の損失を計上。GMの経営にも悪影響を及ぼす恐れがあり、日米自動車摩擦が再燃する懸念が出てきた。
 デルファイは破産法適用申請後も通常の操業と出荷を続けるほか、日本や欧州の海外法人は適用の対象外としている。金融機関などから総額45億ドルの支援を受け、従業員向け医療費縮小や人員削減など大幅なリストラ策に着手。2007年初めにも再建を終了する予定。
 しかし、リストラによる同社の生産縮小は、売上高の約半分を依存するGMの生産にも影響を与える可能性が高い。
 デルファイは1999年にGMから分社。経営悪化が顕在化し、GMにも支援を要請していたが交渉が難航。破産法保護下での再建を目指すことにした。
 一方、デルファイの組合員に対して提案されていた人件費削減に強硬な姿勢を取り続けてきた全米自動車労働組合(UAW)は8日、「(破産法の適用申請は)大変遺憾。組合員にとって受け入れがたい決定だ」と非難する声明を出した。

◇  ■デルファイ 米自動車最大手ゼネラル・モーターズ(GM)の自動車部品部門が1999年に分社化して設立。ブレーキからバッテリーまで主要部品を世界160以上の拠点で生産。GMへの供給は売上高の約半分を占める。従業員数は世界で約18万5000人。2004年の売上高は286億2200万ドル、純損失が47億5300万ドル。本社はミシガン州トロイ。
(引用終了)

 実はこのニューズ,仰天でも青天の霹靂でも何でもなくって,注目こそされていませんでしたが数週間前にはネット上でも話題になっていました(→阿修羅掲示板など URL:http://www.asyura2.com/0505/hasan42/msg/458.htm ※原因はわかりませんがリンクが貼れませんでした)。結果から類推すれば,トヨタはデルファイ破綻で自らがバッシングされるのを恐れ,ショックアブソーバーとしてGMに塩を送り続けたのかもしれません。アメリカ国民がどのように判断するかわかりませんが,保守党政権ですから今後日本製品へ向けた批判やらボイコットが起こらないとは限りません。そうなっちゃうと,せっかく回復しかけた大企業の景気も逆戻りになりかねず,頭が痛いところです。

 何らかの提案をしたいところですが,またの機会に。
 あとはおまけ記事。コメントはありません。

(Oct/09/05 asahi.comより引用開始)
【世界長者1位はゲイツ氏 2位ジョブズ氏 英FT誌】
 英誌フィナンシャル・タイムズ・マガジンが8日発表した2005年版の「世界の億万長者上位25人」で、米マイクロソフトのビル・ゲイツ会長が資産総額510億ドル(約5兆8000億円)でトップとなったのをはじめ、上位4人がコンピューター関連の「シリコンバレー長者」で占められた。日本からは誰もランク入りしなかった。
 同誌の番付は単に資産総額だけでなく、その影響力なども加味して順位を付けている。2位はアップルコンピュータのスティーブ・ジョブズ最高経営責任者(CEO)、3位が競売サイト、イーベイ創業者兼会長のピエール・オミディア氏、4位がインターネット検索大手グーグルの共同創業者ラリー・ページ、セルゲイ・ブリン両氏。
(引用終了)  
Posted by p-5796189 at 14:46Comments(0)TrackBack(0)

2005年10月05日

わざわざ低燃費のSUVで勝負を賭けてきたGMの末路は如何に?

 いよいよ12月から米国産牛肉の輸入が再開されそうです。
 今日は第一報であり,まだ詳しいことがわからないので急いでエントリにまとめることはしません。いろいろ情報を収集して自分なりにまとめていきたいと思います。

 そこで今日は車の話題をしよう。といってもいよいよ愛車のLANDROVERを手放すという個人的な話ではなくって,もっともっと大きなお話。

(Oct/04/05 YOMIURI ONLINEより引用開始)
【9月の米新車販売明暗…日本勢好調・米2社大幅減】
 米オートデータが3日集計した9月の米新車販売台数で、日米自動車メーカーの販売実績の明暗が一段と鮮明になった。
 トヨタ自動車は前年同月比10・3%増、日産自動車が同16・4%増のほか、ホンダも同11・7%増となり、日本メーカーは3社そろって2ケタの伸びとなった。また、いずれの社も同月としては過去最高の販売台数を記録した。
 これに対して、ゼネラル・モーターズ(GM)が同24・1%減、フォード・モーターは同20・1%減と、米2大自動車メーカーがそろって2ケタの大幅減だった。
 従業員向け販売優遇を一般消費者にも適用する販売促進策の効果が息切れしたほか、ハリケーンの影響によるガソリン価格の急騰で、燃費効率が悪い大型SUV(スポーツ用多目的車)など主力車の販売が落ち込んだことが響いた。
 車種別に見ると、「乗用車」が同6・3%増と堅調だったが、SUVなどの「ライト・トラック」は同17・8%減と落ち込んだ。一方、トヨタ「プリウス」などハイブリッド車の販売は急増し、ガソリン価格の高騰を受けた消費者の燃費志向の高まりを裏付けた。
 米国全体の9月の新車販売台数は、同7・6%減の132万7211台にとどまった。
         ◇
 米大手格付け会社スタンダード・アンド・プアーズは3日、GM、フォードの北米自動車事業の先行きを懸念し、両社を「弱含みで注視」すると発表した。既に「投資不適格」に引き下げられている両社の格付けがさらに引き下げられる可能性も出てきた。
(引用終了)

 ごくごく簡単に要約すると,原油高が車社会アメリカの一般市民を直撃して,燃費の悪いアメリカ製は忌避されて燃費抜群の日本製にシフトしているってこと。しかしまあ,この数字の差は大きすぎますね。GMは確か数カ月前の経営危機会見で「今後は人気のSUVに注力する」みたいなことを言っていた矢先のことです。GMはマジで倒産するんじゃないの?マイナス24%って尋常ではない数字だぞ。

 そう思っていたらGMが持っていた富士重工業の株をトヨタが半分買取ったらしい(→ 関連記事)。うーん。ハイブリッドのインプレッサだったら欲しいなあ・・・なんてね。そんな個人的な話はどうでもいい。トヨタは貿易摩擦が起こってアメリカから追い出されるのが嫌なものだから(トヨタの利益の半分はアメリカ向け輸出ですから)必死で「GM支援ではない」なんて弁解していますが,明確な支援でしょう(→ 関連記事)。でもこんな支援で足りるんだろうか?

 今後,僕が予想するシナリオはこうです。ただし,冗談半分ですのでまともに反応しないでくださいね。
 アメリカの産業界はジャパンバッシングの大合唱。「日本の車メーカーは(黄色いサルのくせに)デフレで強くなった自国通貨を利用してGM,フォードなどのアメリカを代表する起業を潰そうとしている。けしからん!」。前通商代表で国務副長官のゼーリックあたりがこの騒ぎを利用して「円高がすべての原因だ!日本はもっとドルを買え!」なんて言うかもしれない。ま,こんなに露骨には言わんだろうけど。
 そこで”友人“竹中平蔵が過敏に反応して「了解つかまつった」とか何とか言って日銀をつっついて米国債をジャンジャン買わせる。郵政民営化もされるからこっちでもバンバン買う。1ドル150円ぐらいの円安になってようやく許してもらう。かくしてアメリカ国民は憎き黄色人種を追い出すことに成功するが,止まらない原油高とポンコツGMでキューっとなる。
 一気に景気は冷え込み,住宅バブルははじける。カード破産も増えて,もはやどうにもならなくなったブッシュ政権は決断する。「北朝鮮を攻撃するぞ!」

 しょうもない話ですみませんでした。では冗談ではない話を挟みます。

(Sep/29/05 NIKKEI NETより引用開始)
【米カード延滞、最高の4.81%に・4―6月、ガソリン高響く】 
 米国でクレジットカードの支払いが滞る人が増えている。米銀行協会(ABA)の調査によると、4―6月期の延滞率は4.81%と過去最高水準に上昇した。ガソリン価格の上昇が家計を直撃し、カード債務を返済できなくなっている人が増えているという。ABAは「ガソリンの一段高で延滞率がさらに高まる」とみている。
 カードの延滞率は、口座数全体のなかで返済期日を30日以上過ぎても支払いが滞っている口座の割合だ。金融機関が定めた最低支払金額を払えない人が対象となる。延滞率はABAが統計を整備した1973年以来、2・四半期連続で最高水準を更新した。
 米国のガソリン価格は6月末で1ガロン2.19ドルと、2002年1月末に比べて約2倍に上昇。一方、家計の貯蓄率は7月に過去最低のマイナス0.6%まで低下している。貯蓄がほとんどないため、ガソリンの負担拡大をやり繰りできなくなっているのが延滞率上昇の背景にある。比率の悪化はガソリン高によって主に経済的に余裕のない低所得層が直撃されている実態を示している。
(引用終了)

 アメリカ経済の崩壊が始まったと見るべきだと思います。もちろんそれにリンクしている日本経済も遅れてそのようになるだろうと思います。それにしても,原油高ってここまでアメリカ国民にダメージを与えるんですね。日本のガソリンは価格の2/3が税金ですから(→ ちょっと古いけど参考記事)原油が上昇したって言っても5〜10円ちょっと上がるだけですが,アメリカではここ3年で価格が2倍になったらしい。そりゃ破産も増えるでしょう。ポンコツGMも売れないでしょう。

 いちおう総括します。GMとフォードの動きから目を離してはいけません。マズイ事態になればアメリカは100%日本が悪いっていうプロパガンダを展開してきますよ。パールハーバーだとか貿易摩擦だとか過去の例を上げればきりがないし,中国韓国などお隣さんがやっている反日教育みたいなことは平気でやってくるでしょう。
 僕としてはそうなったときに今のポチ保守の人たちがどのように弁解をするのか見てみたいなあとも思うのですが,まあアメリカという国に深入りしすぎないことだと思いますよ。こっちは両思いのつもりでもね。  
Posted by p-5796189 at 21:25Comments(0)TrackBack(1)

2005年09月29日

ホリエモンの動きが見えませんね

 ちょっと財政破綻とか辛気臭い話が続いたので話題を変えよう。選挙が終わってから見ないホリエモンについて。

(Sep/23/05 ストレイ・ドッグより引用開始)
【ホリエモンの“天皇発言”に、右翼が攻撃開始】
 関係者等、複数の情報によれば、9月26日(月)から、ライブドア・堀江貴文社長の先の総選挙期間中の“天皇発言”に反発した右翼団体が街宣活動を本格的に開始することがわかった。
 警察庁などは、万一の実力行使も視野に入れ、相当、厳重な体制を敷くようだ。
 ただ、街宣先に関しては諸説あるようだ。
 常識的には、堀江氏自身(海外に出ているとの説もある)が一番ターゲットになるわけだが、天皇を否定するような者を実質、公認した自民党にも怒りの矛先は向けられており、選挙期間中、立候補した堀江氏応援のため、2度も広島入りした自民党の選挙総責任者・武部勤自民党幹事長もターゲットにされる(その場合、自民党本部に街宣か)との説もあれば、堀江氏の福岡県の実家を街宣するとの見方もある。
 堀江氏は選挙期間中、「象徴天皇制はなくていい」、「皇族はいらない」、「米国のような大統領制がいい」、「でも、右翼が恐いから、そう思っていても誰もいえない」等、旨の発言を行い、その当時から右翼団体の間では激しい怒りの声が上がっていた。
ちなみに、26歳と最年少で当選した自民党の杉浦太蔵代議士(比例南関東)に関しては、自民党支援者から、なぜ、あんなお調子者を公認したのかと、自民党本部などに批判の電話がたくさん掛かっているそうだ。
(引用終了)

 特にニューズになっていないのでガセだったのかな?それとも何らかの手打ちがあったんでしょうか?どちらにしても,ホリエモンは踏んではイケナイ虎の尾をぐりぐりと踏んでしまったようですね。天皇発言の直後はネットでもホリエモン批判が吹き荒れていましたし,僕も彼がここまで歴史音痴なのかと思うとゲンナリしました。こんな天皇発言をしたらどうなるかぐらいのことすら想像できないのであれば,彼は政治家には向いていないことは明らかです。タブーに挑戦!っていう前向きな評価もしようと思えばできますが,それはたかだか候補者がしなければならないことではありません。候補者は当選するのが仕事。タブーに挑戦するのは別に候補者じゃなくてもできますから。結果的に落選して日本のためにも彼のためにも良かったんじゃないかな。

 でもよく考えてみると,逆に彼が政治に首を突っ込んだ本当のねらいは何だったのだろうか。社長職を続けながらの立候補でしたから,間違いなく自社に便宜を図るための「広報活動」であり,うまくいけば技術的に先を越されているソフトバンクなどのネットビジネスを抑えて自社が有利になるように官僚へ圧力をかけてやろうぐらいのことではないかなと個人的には思っていますが。パフォーマンスも度を越すとダメですね。

 このブログも彼の会社のシステムだから,ひょっとしたら彼の悪口を書くと退去させられたりして(^^; なんてね。今日はかったるい話ですみませんでした。  
Posted by p-5796189 at 22:26Comments(0)TrackBack(1)

2005年09月21日

Google Earthってすごくない?

 今日は別ブログ(→リンク)で記事更新したので軽いネタにしておきます。でも興味ある人にはツボにはまるかも。

(Sep/20/05 X51.orgより引用開始)
【Google Earthで古代ローマの新遺跡を発見 伊】
※原文はこちら(→Nature
 イタリアにて,プログラマーがネット上でGoogle MapとGoogle Earthのサービスを使っている最中に,古代ローマの新遺跡を発見したとのこと。発見者のルカ・モリ氏は,最初同サービスでパルマからほど近い自宅のソルボロ周辺地域を眺めていたところ,全長500m以上の巨大な楕円形の影を発見。それは曲がりくねった古代の川の跡だった。(略)
 更にモリ氏は,その側にある長方形の影に目を奪われた。そして画像を分析していくうち,それが地面に埋没した人工物であることを確信,最終的に住居の中庭であることを突き止めたのである。
 その後,モリ氏はパルマ考古学博物館の専門家や考古学者らに連絡を取り,それが遺跡であることが実際に確認されたと自身のブログ"QuelliDellaBassa"に記している。また当初,それは青銅器時代の遺跡であると推測されたものの,調査の結果,陶器が出土した為,ローマ時代の住居跡であることが判明したという。(略)
【参考】Google Maps - 44.881722,10.423450:発見された遺跡付近の衛星写真
(引用終了)

 こういうことってあるんだね。日本でも富士の樹海とか調べたらいろんなものが出てきたりして。
 さらに興味がある人はこの記事も読んでみてください。  
Posted by p-5796189 at 22:16Comments(0)TrackBack(0)

2005年08月09日

選挙だ!武部がやめて安倍が復職すれば自民党は勝つ!?

 連日のお盆参りでヘトヘトです。クールビズの世の中だというのに,4枚も着込んでしかも一番上は真っ黒の着物の坊主が,朝から晩までお経を唱え続けるってのがどれだけクレイジーなことか,体験すればわかりますよ。本を読もうという気力が起きないなんて初めての体験です。疲れて寝ころんだら,どこかからか連れてきた霊が乗ってきて起き上がれない(苦笑)。お盆ってすさまじくエネルギーを消耗するイベントです。ま,稼ぎ時と割り切りますかね。そんな中でもブログの更新はきっちりやるぜ!

 今日は選挙の話でもするか。って言っても僕はあまり選挙については詳しくない。素人判断の大胆予想であることを最初からお断りしておきます。でも,こんなエントリはあちこちのブログに溢れていて新鮮味がないんだろうなあ。ま,たまにはいいかな。

 まず自民党の郵政反対派。もはや亀井・綿貫あたりの著名反乱軍は公認もらえるはずがないから厳しい闘いになるでしょう。というのは世論が郵政民営化賛成よりだから(どの新聞社のアンケートでも50%超過)。飯島秘書官のマスコミ操作が奏効して,新聞からしか情報を得ない一般サラリーマンは「小泉が善で,彼に反対する者が悪」という洗脳が完了しているからますます厳しいでしょう。ちょっとネットで情報を探れば新聞が(故意に)伝えない事実なんてぼろぼろと見えてくるのに,時間がないのかスキルがないのか,そういうことすらしない人たちが大半ですし。ま,それでも「反対」で筋を通しきった男達だから,潔さがあるという意味である程度は票もとれるかもしれません。いずれにしても亀井派とか堀内派などの派閥維持までは相当困難だろうということは予想できます。

 続いて郵政賛成の自民党主流派。橋本派はぼろぼろ。ダークイメージ先行の中での選挙ですから一番不運かもしれません。ま,あれだけ悪代官顔がそろっていれば,小泉・飯島が仕掛けなくとも自然に潰れていったんでしょうけど。僕も彼らにはとくに思い入れはないので議席がとれようがとれまいがあまり興味がない。どっちでもいい。ただし小泉としては与党で過半数をとりたいわけだから,なんとか救いの手(というより溺れる橋本派に投げつけるワラ)を差し伸べるのでしょう。どんどん主導権が森派(小泉派?)に移っていくわけですね。
 ただし小泉にとってはいいことばかりでもない。森元首相としては派閥の長である自分の忠告も聞かずに解散に踏み切った首相に対して,決して良い思いをもってはいないでしょうから,ここで関係が崩れてくる可能性はある。メンツを潰したわけだから。さてどうなることか。一方で,躊躇なく解散した小泉の動きを見ていると,森をとばすほどの力さえ得たのではないかとも思うのですが,これはアメリカとの意思疎通が以前にましてできているということかもしれません。証拠はないですが,竹中とか小泉自身のスキャンダルが選挙中に蒸し返されないのであれば,こういう見方をしても良いと思います(つまり以前にもましてマスコミ抑圧力が強化されている場合のこと)。

 それから幹事長の問題。はっきり言って武部では選挙勝てないと思いますよ。こんな混乱を招いたA級戦犯は郵政反対派ではなくて武部だという意見が識者の中では根強いですから。だから僕の勝手な予想として,数日中に安倍幹事長代理の幹事長復職という流れが出てくるのではないかと読んでいます。武部自身が北海道で選挙に勝ち抜けるかどうかが心配されていますしね(『週刊新潮』先週号など)。安倍幹事長になれば飯島のパワーは俄然強くなって,六カ国協議の大失敗なんて報道されなくなりますし,ましてやサラリーマン増税の話なんかもマスコミに出ることはなくなるでしょう。それでもって愚民達はマスコミの小泉讃歌に乗って自民党へポイッと投票するのでしょう。結論。安倍幹事長になれば自民党は持ち直す。

 民主党については簡潔に。ツメの甘さが目立ちまくるこの寄せ集め政党に票を投じるつもりは僕はいまのところありません。正論を言っているわりには対案がヘボい。菅だとか鳩山,岡田,小沢がいなくなった後の民主党は躍進するかもしれませんが,彼らが上にいる以上は現状維持が精一杯じゃないかな。結局は大部分の有権者はマスコミの表面的な報道だけで投票にいくのだろうから,いくら追い風だといってもマスコミを味方につけられない今の体制では巻き返せないだろうと読みます。マスコミ操作できるのは飯島しかいないんだから。

 他の泡沫政党についてはパスします。増えることはないでしょうから。

 僕としては,「公約違反はたいしたことがない」とのたまう人間が総理にいたり(だったら郵政民営化反対なんてたいしたことないじゃん),サラリーマン増税なんてことを言い出す自民党への評価は変わりませんから自民党へ投票することはないでしょう。上で述べた通り民主党にも投票しないだろう。だからいまのところは白票投票になる可能性が非常に高い。単なる1票ですが,今のところの投票表明。

 最後にちょっとだけ。たまに「小泉は自民党の利権構造を壊した」という評価を見かけることがありますが,全く見当外れ。橋本派の利権を潰しただけで自分たちの,例えば財務省関連の利権には手付かず。どころか官僚たちの卑怯な看板付け替えだとかの目くらましを許してしまっているので,こういう事態こそ,マスコミ操作の賜物であることを忘れてはいけません。誠実さ,愛のない政治を僕は望みません。  
Posted by p-5796189 at 23:38Comments(0)TrackBack(0)