2005年11月05日

人権擁護法案の成立は避けられない,これだけの理由

 誰も書かないから書いておきます。人権擁護法案が近々通るでしょう。
 理由を簡単に書きます。

  • そもそもこの法律は,当初郵政民営化に反対していた公明党(創価学会)を賛成に変えさせた,決定的なバーター取引であること。
  • 法案に猛烈に反対していた「本当の」保守政治家たちが,先の選挙で刺客を送られたり党籍を剥奪されたりして力をそがれてしまったこと。
  • 郵政民営化に賛成しつつ人権擁護法案に反対していた,バーターの意味をよくわかっていない安倍晋三が官房長官という内閣のアキレス腱を担うことになったこと。
  • 閣僚の数々のスキャンダルを封じ込めるために法案の制定を急がざるを得なくなったこと。

 こんなところですか。1点目は以前このブログでも紹介しましたので繰り返しませんが,2点目の意味は非常に大きい。郵政民営化は国民の資産が外国人の好き勝手に運用されて金利急騰を招くという,経済的な国民負担にしかなりませんが(それでもきついんですけど),人権擁護法案はこのブログのような自由な言論活動が規制されてしまう。先の国会で成立が先延ばしされた共謀罪についても同様で,事件を起こしていないのにブログに現政権の批判をするだけで逮捕される将来がすぐそこまでやってきています。体(金)はあげても心(思想)はやらぬ,というつもりだったのが心まで踏みにじられるわけです。そういう事態を危惧して平沼さんとか城内さんは猛烈な反対運動をされたわけですが,上記の通りの境遇となってしまいました。そして最後の頼みの綱だった安倍さんの動きも封じられました(第3点)。

 今まで個人としての発言で安倍氏は人権擁護法案に反対されていたわけですが,官房長官就任ということで,その自由度がそがれてしまった。狡猾なのはやはり小泉首相。時期首相の座をちらつかせて,乗ってくるのなら人権擁護法案に賛成せよ,反対なら人事登用なしという差配だったのでしょう。安倍氏は踏み絵を迫られて(あるいは有無を言わさずなのかもしれません)折れました。そして法案反対を声高に叫ぶ人はいなくなりました。

 4点目はささいなことのようで結構ボディーブローがきいているようです。産經新聞とか読売新聞の気持ち悪いぐらいの小泉礼賛には寒気しか覚えませんが,週刊誌やタブロイド紙なんかはここのところ小泉批判の舌鋒がますます冴えてきているという現状があります。今後サラリーマン増税とか社会保険料値上げとか金利急騰とかで,この批判の動きが加速化するのならば,根を摘んでおく必要があるのです。特にアメリカの指示で様々な「改悪」の指揮を執っている竹中大臣なんかは,過去にも様々なスキャンダルがあったようにこれからも出てこないとは限りません。まず間違いなく出てくるでしょう。それを抑えるためには言論統制が必要なのです。アメリカはまだまだ竹中に働いてもらわないといけないわけですから(総務大臣になったということは非常に重要な意味をもっていることに気づくべきです)全面的にバックアップするでしょう。

 以上,走り書きですが,次の国会で人権擁護法案は可決されるものと予想します。党議拘束かけられたら最早反対できないことは先の郵政民営化法案で証明済みですから,いまさら座り込みとか集会とか市民がやってみたところで手遅れです。自民党に投票すべきではなかったのにしてしまった己に責任があります。甘んじて創価学会の洗脳を受けて,中国韓国の奴隷として働きなさい。逆らったら彼らの人権が擁護されて逮捕されますからね。

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この記事へのコメント
確かにこの人権擁護法案は郵政民営化とのバーター取引が行われたように思う。実際、拉致問題や人権擁護法案に取り組んでいた勢力(平沼、城内など)が見事に力をそがれてしまったし・・・。だからこそ安部さんには頑張って欲しいね。
まあしかし、馬鹿げた法案ですね。人権擁護法案は。人権侵害の概念が曖昧で、かつ人権侵害に関わる情報を集め人権委員会に報告する人権擁護委員には国籍条項がないんだから、わざとやってるとしか思えないね。
古賀誠は、何のために、誰のためにこの法案を通そうとしているのかね。どうやらそのために道路特会の一般財源化とバーターした雰囲気もあるしね。
日本の裏社会の一面が見え隠れしている法案ですな。
Posted by 大川浩幸 at 2005年11月05日 00:32
 安倍さんに期待していたのですが,エントリのとおり,僕は小泉首相に取り込まれたんだと僕は思っています。官房長官の立場で靖国には行けても法案反対はできませんから。靖国には個人で行けるけど,党として動くときに反対運動はできないという意味ですよ。
 古賀誠らのねらいは明らかなのでもはや何も驚きませんけど,除名とか離党勧告を出すべき人を誤ったことは残念です。
Posted by ボーズ丸もうけ at 2005年11月05日 14:30