2005年10月09日

デルファイ破綻!おそらくトヨタはショックアブソーバーとしてGMに塩を送り続けていたのだろう

 本日2本目。トヨタによるアメリカ市場での値上げ,富士重工業株の取得などの貿易摩擦回避措置が霞んでしまいそうなニューズです。

(Oct/09/05 Sankei Webより引用開始)
【デルファイ、破産法を申請 負債総額2兆5000億円】
 経営不振に陥っていた米自動車部品最大手デルファイは8日、自主再建を断念し、ニューヨークの連邦破産裁判所に連邦破産法11条(日本の民事再生法に相当)の適用を申請した。ロイター通信によると、負債総額は約221億ドル(約2兆5000億円)。米自動車関連で過去最大の経営破たんとなった。
 デルファイは、最大の取引相手である米自動車最大手ゼネラル・モーターズ(GM)がトヨタ自動車など日本勢の躍進のあおりを受けて販売不振に陥ったことから巨額の損失を計上。GMの経営にも悪影響を及ぼす恐れがあり、日米自動車摩擦が再燃する懸念が出てきた。
 デルファイは破産法適用申請後も通常の操業と出荷を続けるほか、日本や欧州の海外法人は適用の対象外としている。金融機関などから総額45億ドルの支援を受け、従業員向け医療費縮小や人員削減など大幅なリストラ策に着手。2007年初めにも再建を終了する予定。
 しかし、リストラによる同社の生産縮小は、売上高の約半分を依存するGMの生産にも影響を与える可能性が高い。
 デルファイは1999年にGMから分社。経営悪化が顕在化し、GMにも支援を要請していたが交渉が難航。破産法保護下での再建を目指すことにした。
 一方、デルファイの組合員に対して提案されていた人件費削減に強硬な姿勢を取り続けてきた全米自動車労働組合(UAW)は8日、「(破産法の適用申請は)大変遺憾。組合員にとって受け入れがたい決定だ」と非難する声明を出した。

◇  ■デルファイ 米自動車最大手ゼネラル・モーターズ(GM)の自動車部品部門が1999年に分社化して設立。ブレーキからバッテリーまで主要部品を世界160以上の拠点で生産。GMへの供給は売上高の約半分を占める。従業員数は世界で約18万5000人。2004年の売上高は286億2200万ドル、純損失が47億5300万ドル。本社はミシガン州トロイ。
(引用終了)

 実はこのニューズ,仰天でも青天の霹靂でも何でもなくって,注目こそされていませんでしたが数週間前にはネット上でも話題になっていました(→阿修羅掲示板など URL:http://www.asyura2.com/0505/hasan42/msg/458.htm ※原因はわかりませんがリンクが貼れませんでした)。結果から類推すれば,トヨタはデルファイ破綻で自らがバッシングされるのを恐れ,ショックアブソーバーとしてGMに塩を送り続けたのかもしれません。アメリカ国民がどのように判断するかわかりませんが,保守党政権ですから今後日本製品へ向けた批判やらボイコットが起こらないとは限りません。そうなっちゃうと,せっかく回復しかけた大企業の景気も逆戻りになりかねず,頭が痛いところです。

 何らかの提案をしたいところですが,またの機会に。
 あとはおまけ記事。コメントはありません。

(Oct/09/05 asahi.comより引用開始)
【世界長者1位はゲイツ氏 2位ジョブズ氏 英FT誌】
 英誌フィナンシャル・タイムズ・マガジンが8日発表した2005年版の「世界の億万長者上位25人」で、米マイクロソフトのビル・ゲイツ会長が資産総額510億ドル(約5兆8000億円)でトップとなったのをはじめ、上位4人がコンピューター関連の「シリコンバレー長者」で占められた。日本からは誰もランク入りしなかった。
 同誌の番付は単に資産総額だけでなく、その影響力なども加味して順位を付けている。2位はアップルコンピュータのスティーブ・ジョブズ最高経営責任者(CEO)、3位が競売サイト、イーベイ創業者兼会長のピエール・オミディア氏、4位がインターネット検索大手グーグルの共同創業者ラリー・ページ、セルゲイ・ブリン両氏。
(引用終了)

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