2005年06月23日

BSEニューズの続報

 まずは昨日のBSE問題の続報の続報(要するに寝て起きたら他にも違った情報があったということ)。

(Jun/23/05 NIKKEI NETより引用開始)
【オーストリアでBSE感染牛、EU検査の緩和論議に影響も】
 オーストリアのラオホカラト厚生相は21日、約4年ぶり2例目のBSE(牛海綿状脳症)感染牛が確認されたことを発表した。人体への影響はないとしているが、欧州連合(EU)の欧州委員会がBSEの検査体制を緩和する方針を表明したばかりで、論議に影響を与えそうだ。
 感染牛の確認は2001年以来。年齢は11歳でドイツ国境に近い西部の小村、クラインワルサータールで育成されていた。同村の他の牛6頭はすべて処分された。オーストリアは牛の生育・流通の履歴管理を徹底しており、「消費者への影響はない」(プレル農林・環境相)という。
(引用終了)

 眠気がふっとびました。オーストラリア!?いやいや目を覚ましてじっくり読めばオーストリアでした。朝から驚かせてくれますね。続いて・・・

(Jun/22/05 YOMIURI ONLINEより引用開始)
【米のBSE疑い牛クロなら、日欧の検査法の導入検討】
 米国内で新たにBSE(牛海綿状脳症)感染が疑われる牛が見つかった問題で、米農務省は21日、この牛のBSE感染が確定した場合、日欧で既に導入している高精度のBSE検査法「ウエスタンブロット法」を、米国でも導入することを検討していることを明らかにした。
 訪米中の衆院農林水産委員会の議員団に語った。
 BSE感染が疑われている牛は、いったんは米国が通常採用している検査法で陰性とされた。だが、より精度が高いとされるウエスタンブロット法で再検査したところ陽性となり、現在、最終的な確認検査に入っている。米食肉業界は、米政府がウエスタンブロット法を全面採用することに強く反対している。
(引用終了)

 やっと,アメリカも世界の常識がわかってきたようですね。・・・待てよ。ひょっとしたら「BSEなわけないんだよ!」という確証を得て,わざと芝居をうっているのかも。クロでなければウエスタンブロット法は必要ないという結論も出せますから,食肉業界にも顔が立つ。あらゆる力を使ってシロにしてしまうかもしれません。・・・なんてね。疑いすぎか。でも,日本の調査団は一方でこういうコメントを出していることに注意する必要があります。

(Jun/23/05 共同通信より引用開始)
【米の姿勢は「どう喝的」 衆院BSE調査団】
 米国の牛海綿状脳症(BSE)対策を視察するため訪米中の衆院農林水産委員会の調査団(団長・山岡賢次委員長)は21日、米農務省のペン次官らと会談した。会談後に会見した山岡団長らは「(米側の姿勢は)どう喝的だった」と早期輸入再開を迫る米国への不快感を口々に表明した。
 調査団によると、米側は議会などの厳しい空気を背景に「米国は忍耐の限界に近づいている」などと強調、日本の対応を「政治的な駆け引き」と非難した。
 これに対し調査団は、BSE検査などに関する米国からの資料提供が少なすぎるなどと応酬。米国産牛肉の安全性を日本の消費者が疑問視しているとの世論調査結果も示し、激しいやりとりになったという。
(引用終了)

 日本の対応が「政治的な駆け引き」?笑うところですよね?中国と同じぐらいレベルの低い主張だね。日本では国民へのアンケートは何度もやっているので,調査団は国民の声を正直に伝えただけですよ。駆け引きなんてものはない。アメリカとは違って日本は主権者である国民の声を大事にしているんです(少なくともこの問題は。郵政とか靖国は別ね)。

 日本政府の対応も,中国に対するのと同じで良いでしょう。安倍代議士に経済制裁でも発動してもらいましょう。もちろん,アメリカの食肉業界向けにね。

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