2004年12月28日

勉強したくなければ早く働こう

 家庭教師をしている中学生が心配です。あっさり言ってしまえば所詮は他人事、僕が心配するような事ではないんだけど、本人に自覚がないのが気掛かりです。なんせ勉強しない。偏差値最低の私立専願しか狙えない状況まで追い込まれて、しかも過去問を解かせても合格最低点に届かない(涙)。彼のおじいちゃん(寺の総代)が園芸の仕事をされていて、彼はその仕事を継ぎたいということではっきりした夢というか進路が決まっている状況なので、僕は無理して高校行かなくても中卒で夢かなえたらええやんと言うのですが、おじいちゃん曰く高校ぐらい出ておけということなのに、そんな状況なのに勉強しない。

 徒弟制度の世界へ足を踏み入れるわけですから、おじいちゃんに教えを請うことになるかどうかは別にして、やっぱり高卒という資格はあった方がいいようです。メンツということもあるのでしょうが、それにしてもこれだけ切羽詰まっていても勉強しないというのは驚きです。あんまり愚痴は書きたくないのですが、わが家の誰もが顔をしかめるような礼儀の拙さも心配の種であります。ホンマに厳しい徒弟制度の中で生きていけるのかな?

 高校に入っても嫌いな英語(未だにbとdの区別がつかないレベル)と闘うのは苦痛だろうなあと思うのですが、高校はどういう基準で卒業させてくれるのだろうか?その高校の説明会で言っていたらしいのですが、中学の基礎からもう一回やりなおすとかいうカリキュラムになっているそうです。それって中学を留年しているようなもんじゃんなんて僕は思ってしまうのですが、堂々と高校を名乗るのも変だなあと思います。そんなにまでして高卒の資格を与えることって重要なんだろうか?

 今の学歴偏重社会はうまく機能していないのだから、文部科学省は今までの取り組みについてはっきりと反省を述べるべきです。一般サラリーマンではない専門家を早くから目指す人達にとっては10代中盤の3年間は有意義に使うべきで、技術大国ニッポンはそういう若い人たちをしっかりとサポートするとか宣言すればいいだけの話だと思うのですが。途中で夢破れて違う道に行くとしても、中学校までの知識があれば十分やりなおしがきくでしょうから。

 そうしないと、少なくともこの生徒にとって苦痛の三年間はムダでしかないと思う。どのみち高校で習うことだって社会人になったって使わない知識でしかないし。知識は活かせなければただのウンチクでしかないわけで、同じ習うなら園芸のことを今から勉強すればいいと思うのですが、日本の大人はそういう風には考えないのかな。

 教育問題は非常に関心がある分野なのでちょくちょく意見を書いていきたいと思います。  

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2004年12月27日

『敗者復活!』

c91cbe0b.jpg宮崎学・設楽清嗣『敗者復活!』朝日文庫 お勧め度★★★★
(内容紹介はじめ)
 本書は、リストラ体験者の駆け込み寺である「管理職ユニオン」の実際の事例を見ることで、現代のリストラについて、またサラリーマンのあり方について見直すことができる良書である。
 リストラにあう人間は大きく2種類いる。ひとつはクビを切りやすい従業員であり、もうひとつは経営者にとって邪魔な従業員である。会社はもめるのが一番嫌だから切りやすい前者を切り、また無能な経営者が多いため自分より有能な社員である後者が目障りになって切るのである。そういう不条理な理由で解雇させられる人々を放っておくわけにはいかない。彼らに手を差し伸べ共に闘って得られた教訓をまとめた「リストラ徹底抗戦マニュアル」として本書を位置づけるとよい。
 そして様々な事例を通して判明した現代サラリーマン事情についても考察し、隙を与えないサラリーマンとして生き方を提案する。
(内容紹介おわり)

 前回は『クビ!論』で外資系企業のリストラ=首切りについて見てきましたが、やっぱり日本のクビ切りについても知っておく必要があると思い、本書を読みました。「突破者」宮崎学氏から得られる情報はなかなか貴重であるのと、会社でのサラリーマン問題についていろいろと問題提起をされてきた設楽清嗣氏の本とあれば読まないわけにはいきません。僕のちょっぴり左翼的な思想とよくマッチするのか、気がつけば読み終わったという感じでした。

「管理職ユニオン」とは本書を読んだ限りで僕なりに定義すれば、リストラ=首切り時代の不遇なサラリーマンを悪徳経営者達と立派に渡り合えるように再教育する機関ということができるでしょう。リストラ体験者の駆け込み寺と書きましたが、実際は助けてくれと飛び込んできても一切合切を面倒見るということではないようです。本人がどこまで自分で考えて決断して行動するかという、人間として最も大事なところを放していないかどうかをまずチェックして、同じような境遇の人たちと一緒に会社相手に論陣を張るわけです。この会社との闘争の中でかなりの人たちが新たな可能性を見いだしていくという副作用もあり、なかなか興味深い活動をしているなあと感じられます。

 僕は今後、寺でこういうこともサポートできればいいなあとおぼろげに考えています。このブログの最初の方に書きましたが、信仰心の薄い我が国では仏教は葬式と法事だけではもう食っていけないし、目に余る坊主の所業が明るみに出ているような現状では、寺も変わっていかないといけないと痛切に感じているからです。いろいろ考えているお坊さん達もいますが、僕は今とりあえずの結論として、壇信徒の再教育と生活サポートを通じて、若い世代への布教活動を展開していくべき時期なのだと一人勝手に思っています。坊主も檀家さんの事情を知るためには現世利益について敏感にならなければいけない。

 例えば本書のようなリストラです。僕は幸い5年弱一般企業で働きましたので他の純粋な(?)坊主と違って一般社会の雰囲気を知っています。僕の会社ではこういうクビ切りはありませんでしたが、下部団体の農協だとか、融資取引先だとかではしょっちゅう目にする光景でした。檀家さんのリストラは決して他人事ではないですし、何かサポートできるのであればしなければいけないのがお寺です(これは単なる僕の主観ですが)。

 さて、リストラされるには何か問題があるんでしょう。不当であれば戦いぬいて賠償金などのリターンを十分に得ることができますが、それはある人にとっては最大の目的であっても、他の人にとっては些細なことにすぎないこともあります。大事なのは金か?名誉か?それとも何だ?それは人それぞれ違うでしょう。でも不条理な理由でクビになる人は皆一様に悔しさを胸に抱いている。泣き寝入りするのは男らしくないし、そもそも闘うべきときに闘わないというのでは、この先も同じことの繰り返しですから、何かアクションを起こさなければいけない。そのときに本書はものすごく役に立つのです。お寺備え付けの本にしたいというわけです。

 リストラのない公務員の実に腹立たしい所業が最近新聞で暴かれていますね。そう、大阪市です。職員の健康保険掛け金を税金で賄っていてしかも毎年予算化していたとか、職員のスーツに「大阪市」と刺繍を入れれば制服になるからといって経費で落としていたとか、係長以上に役職手当を出していたとか、もう数え上げればきりがないぐらいあちこちの新聞に記事が散乱しています。一方の一般企業ではこういうリストラがあるのです。世の中がおかしくならないわけがない。こういう親父達を見て育つ子供たちがまともなわけがない。

 なんにせよ大人の教育が必要です。当たり前です。最近僕は、子供は被害者だと思う境地に至りました。大人が9割は悪い。寺でできる大人の教育の具体案を考えようと思います。思いつきではいろいろ出るのですが、実効性や継続性、予算とか考えるとなかなか実行できないのがもどかしいです。でも僕はこの寺でそういうことをしたいと思います。  
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2004年12月25日

「ゆず」について書きます

 いつも重たい話ばっかりなので、今日はやわらかく「ゆず」の話をしましょう。

 僕はJ-POPで「ゆず」が一番好きです。理由を問われると即答できないのですが、なんか自分に合うんですね。リーダーの悠仁もサブリーダーの岩沢くんも僕と同級生だからというのも理由ですかね(これはあとからわかったことですが)。

 今年は日本中が興奮したアテネオリンピックのNHKテーマソングという重役をこなしました。そう、『栄光の掛け橋』です。紅白でも歌うようですよ。それにしても冬のソナタの主題歌が白組のトリらしいですが、あれは盗作疑惑があるのとあまりにもオバサマ釣りの意図が見え見えなので、僕的には『栄光の掛け橋』がトリを勤めるべきだったのではないかとか、かなり親ばかならぬ「ゆずばか」になりますね。まあそんなことどうでもいいですが。

 ちなみに去年の紅白でゆずは路上から中継しました。ゆずが所属するセーニャカンパニーはテレビメディアへの露出をかなり抑えていますので、彼らをテレビで見ることは非常に稀なことなのですが、去年は嬉しかったものです。曲名はメドレーで、コマーシャルソングにもなった〜とりあえず歩きだそう〜の『濃』、ドラえもん主題歌になった『また会える日まで』、定番『夏色』(冬なのにね)だったと記憶しております。

 僕がゆずと出会ったのは大学4回生の夏『夏色』が流行したころですから、もう7年近くなりますね。それだけ彼らも僕も年をとりました。あと数年したら30歳ですから、今のような曲は作って歌えないんだろうなあ。そう考えると彼らの旬はちょうど今ぐらいなのかもしれませんね。でもまだベスト盤を出すような事態は迎えていませんので、もうしばらくがんばってほしいところではあります。

 彼らもすぐ消えてしまうのかなと思っていたら、かなり名を残すような存在になってきたようです。山田洋次監督の映画『学校4』の主題歌を歌ったり、ドラえもんの最後の曲を歌ってみたり、オリンピックソングを歌ってみたりと、なかなか記憶に残る偉業をいくつか達成しています。オリンピックソングは他局の曲は思い出せないけど、ゆずの曲は皆知っているというのは僕もうれしいことです。いや、ほんとゆずばかだな(苦笑2)。

 そのうち、ゆず曲集について語りたいなあと思います。ネット上にはいろんな「ゆずっこ」を見つけることができて、なかなか秀逸なサイトも多いのですが、掲示板とかでワイワイ書き込めるような年でもないので、ただただ傍観するのみです(苦笑)。こんな僕が語るゆず曲集。まつもと君のような高尚な音楽論には到底かなわないですが、まあ僕の音楽教養レベルということでいつかやってみたいと思います。ちなみに僕のMacのiTunesにはゆず全曲が入っています。もちろん売っていないレアなヤツも。全部まとめて語ります!  
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2004年12月24日

『2005年超株高大景気』

ade5e18c.jpg増田俊男『2005年超株高大景気』ダイヤモンド社 お勧め度★★
(要約はじめ)
 世界的なユーロ決済移行が進んでおり覇権国アメリカに最大の危機が訪れている。過去最大の財政赤字と貿易赤字を抱える超大国アメリカが今までその派遣を保っていた理由は、金などの資産の裏付けのないペーパーマネーにして基軸通貨たりえたドルを無際限に発行できていたからである。イラク戦争にしても、フセイン元大統領が原油決済をユーロに移行しようとしたことが原因でアメリカがイラクへ宣戦布告を行ったほど、アメリカにとってドルを守ることこそが橋頭堡なのだ。
 ではすぐにドルの信用がなくなるか?そうはいかないだろう。アメリカは世界最強の軍事国家だ。この軍事力にかなう国家はない。暗に陽に軍事力をちらつかせることで覇権を保とうとするだろう。しかし徐々にドルの信用力は落ちてきている。ドルが安くなれば投資・投機資産はアメリカを離れる。ではその資金はどこへいくのか。
 その資金は日本になだれこむだろう。日本が株高に転じる条件はそろってきているのだ。2005年はペイオフが完全解禁されるし、何といっても日本には世界がうらやむ技術力がある。安くて粗悪な中国製の商品よりも高付加価値の日本製商品を選ぶ傾向が出てきているし、日本がアジア諸国とFTA等で大経済圏を確立すれば、円の価値を無視することはできなくなるからである。株式市場の活況はもう目の前だ。
(要約おわり)

 昨日、母方祖父の誕生日(天皇誕生日と同じ!)のため有馬グランドホテルでお祝いしていました。皆早々と寝てしまったので一人本書を読破しました。

 本書は超楽観的な株価予想本です。著者のホームページはときどき訪問していますが、その他いろんなところで情報を得ている僕から見ればそれほど新しい情報はないです。しかし、著者には様々な情報をつなぎ合わせていくとこういう結論にもなりうるなあという論証力があります。理屈好きな方はなかなかこの世界に引っ張られるかもしれません。

 僕は来年の株価がどうなるかなんてわかりません。もちろん著者の言う通りになるかもしれない。アメリカの衰亡が始まっていることはいろんな情報を見れば明らかですし、基軸通貨としてのドルの威信が低下すれば投機資金がアメリカを離れていくことは間違いないでしょう。しかし、その資金が単純に日本に流れてくるのかなというのは疑問です。だって日本の財務省はこの1年で30兆円もドル円市場に介入してアメリカの国債を買っているのですよ。つまりドル安になればその分の含み損がものすごくなる(103円なんてもうすでに兆単位の損が出ているはずです)。国民にどうやって説明するつもりなんだろう?しかも著者はアジア通化圏を作れば日本の円に注目が集まるのは当然だみたいなことを書いていますが、それは実現すればの話であって、日本が今アメリカの意向に逆らって円決済とかに移行できると本当に思っているのだろうか。ポチ小泉首相が深い考えでアメリカとつきあっているわけはないし、日本がそんな早期にアメリカと袂を分かって自立できる国だとは思えませんし。

 しかも本書では自然災害のリスクについて全く考えていないのが気になります。先日から新聞報道でなされているように東京で地震があればものすごい被害が出るようです。来年起こるかどうかはわからないにしても、これについて触れないのは片手落ちもいいところです。とても株高どころではないでしょう。どの新聞でも報道していましたが、新潟の地震で三洋電機は赤字転落なんですよ。一部上場企業の本社が集中する東京で地震が起こればどうなるかということを考慮しないのは全くダメでしょう。東京在住の一般人のほとんどが耐震基準不適格な家に住んでいるということも忘れてはいけません。地震直後に正常な消費行動を起こせるとは思えません。

 でも株価はわかりませんね。地震が来なければ著者の言う通りにいく可能性もありあますから。僕は来年どうなるかなんてことは予想屋に任せようという立場です。どうも短期で儲けようというのは苦手だ。10年20年の長期的展望で動くべきだと思っています。短期なんて所詮は結果論の世界だと割り切っていますので。

 では長期的には僕はどう見ているのか。副島隆彦氏の見解に学ぶことが大きいのですが、アメリカ・ドルの失墜は避けられないが、同時かその前後に日本・円の暴落があるだろう。日本の財政は崩壊して預金封鎖や新円切替えが為されるだろうが(この時点で円建ての財産は大きく減価するでしょう)、日本は技術立国が可能な国であるから再び息を吹き返すだろう。とはいえ財政破綻は避けられない(避けられたとしてもインフレからは逃れえない)ので土地や株などの資産を持っておくべきだ。技術立国ニッポンを代表するような会社や、今は小さくとも独自技術をもっている中小企業の株をもっておくことは立派なリスクヘッジになる。間違っても国債は買ってはいけない。国民を煽ってまで国債を買わせている今の財務省のスタンスは戦前と同じだ。そうやって得た資金のほとんどがアメリカ人を肥え太らせるためあるいはミサイルに変えるために使われることも知らずに。

 簡単に書くと僕はこういう展望を描いている。もちろん地震が来ればドルの落ち方より円の暴落の方が早いと思うので、僕自身は現在のドルロングはありだと思っている(130円時代のドル建てMMFを抱えている負け惜しみに聞こえるかな・・・)。いずれにせよ僕は、著者の言う通り株高になったとしても長い目でみれば日本は一旦どん底に落ちると思っているし、物のありがたみが実感できるという教育効果も期待できるので、かえってそうなった方が良いのではないかとも思っている。痛い目に会わないと人間気付かないものですから。

 話を変えて、最後にこういうニュースをお知らせします。

(アラブの声より引用開始)
イラク人通訳とサマーワ警察幹部殺害で日本軍が恐慌状態
 23日17:55付のイスラム・メモが特報で伝えた。
 イラク抵抗勢力は23日サマーワに於いて2度の襲撃を敢行、日本軍に所属する通訳とサマーワ警察の幹部が殺害された。
 本紙通信員は、覆面をした3人が23日朝、クラシニコフ銃で自宅前のサマーワ警察の幹部、アリー・ルバイイー中佐に向けて発砲、殺害したと伝えた。
 また日本軍で働いていたイラク人通訳、ムハンマド・カマール・アブドンナビー(25歳)も同日朝10時に殺害された。これは日本軍で働らくイラク人通訳が10日間に暗殺された2番目のケースである。
 サマーワのイラク警察は、日本軍は1週間以上前から基地から外出せず、部族員に救援を要請して基地周辺地帯の治安対策を強化していると確言した。そのため日本軍は、水浄化や土地開拓のような通常の人道活動をしていない。イラク警察の情報源は、その理由を南部状況の更なる悪化と、政府諸機関の長や部族長との折衝において重要な柱であった最初の通訳殺害後の日本軍の恐怖心に起因するとした。
リンク
(引用おわり)

 衝撃的ですね。夜のニュースでどこかが報道するかなと思って見ていたのですがどこも取り上げない。まだ現地ニュースの段階なのでウラをとれていないのかとも思いますが、僕はどうもこれは真実に近いと思っています。いよいよ小泉政権も終点が見えてきました。喜ぶべきなのか憂うべきなのか・・・  
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2004年12月22日

イラクのことをもっと関心もたないといけなくない?

 今日はほとんど家で留守番という日でした。やることはたくさんあるので一気に片づけてしまおうと思ったのですが、ちょこちょこと雑事をしているうちに一日が過ぎました。おかげでまだまだやり残していることはあります。

 何をちょこちょこやったかと言いますと、昨日は西宮の家の庭の大掃除をしてかなり疲れて早く寝てしまっていたので、毎日チェックしているサイトをゆっくりと閲覧していたわけです。いろんなバックナンバーをテキストに落として一つのファイルにしたりして、公権力によってその作者のホームページがいつ閉鎖されてもいいように知識の源泉を別管理しています。後で読み返してみて、その論者の予測が当たったかどうかの検証も容易ですし、それほどの手間もかかりません。いやはやデジタルさまさまです。

 本にすると1冊以上の情報は今日のうちに読んだと思われるので、かなり目が疲れました。パソコンでの知識吸収の唯一のデメリットですかね。あんまり長いこと画面を見続けると視力の低下が心配です。いまのところ裸眼でも1.5はありますが、こんな生活を続けているとその視力の維持も難しいかもしれない。日によって差はもちろんあるのですが、やはり何事にもほどほどが肝心ということでしょうか。

 さて、今日拾った情報の中でも、最近よくメールが届くアラブ関係のニュースを紹介しておきましょう。

(アラブの声より引用開始)
モスル米軍基地襲撃は爆薬満載の12トントラックの特攻で、米兵百人以上殺害か
 21日付のイスラム・メモが報じた。
 本紙通信員が目撃者から聞いたところによると、イラク警察の制服を着た特攻戦士が運転する爆発物を満載したベンツ製12トントラックが、モスルの米軍基地の二重の障壁を突破、朝食を摂っている最中の米兵の食堂に接近した。食堂は150席以上で、他にもインターネット用のホールがある娯楽用スペースや、国際通信などの広間がある。
 イラク人やレバノン人の通訳たちは、「娯楽スペースに居た者のほかに、食堂に居たアメリカ人は160人を下ることは無い。この建物には庭が付属しており、そのため死者数が倍増した」と説明した。
 目撃者が語る事件の顛末はこうだ。トラック運転手は時速約120キロで食堂のガラスの正面から内部に突っ込み爆発、炎の海と成り完全に破壊された。激しい爆発のため、四肢が400メートル以上にまで飛び散った。複数のブルドーザーが6時間連続で瓦礫の山から遺体を引き上げた。チヌーク・ヘリが2時間近く死者を運び続けた。あるイラク人将校は、まるで小型核爆弾のようだったと語った。
 犯行声明を出したアンサール・スンナは、実行者は24歳のモスル住民で新婚1ヶ月だという。
 被害を過少に伝えたい米国防総省は、米軍とイラク国家警備隊員、請負業者を含めて、死者24人、負傷者60人以上と発表した。
リンク
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ロケット弾攻撃では無いようだ。
食堂で食事する米兵と、爆発後の混乱、外を警備する米兵の写真多数
(引用おわり)

 朝のニュースでもやってましたが、これが日本の自衛隊向けにやられないという保証はない。この規模でやられるとさすがに報道もごまかしようがないから、そうなれば小泉退陣は避けられないでしょう。こそこそと憲法論議を避けて例外例外でやるから理屈の通らない(胸を張って政策ができない)自衛隊派遣なんてことになるのです。僕がタイに旅立つ日の毎日新聞に、自衛隊派遣の際の訓示で「皇国の興廃この一戦にあり」と言った自衛官がいたと報じているように、完全に自衛隊は戦争に行くと言っているわけですよ。しかも自衛じゃない。キリスト教の国とイスラム教の国の戦争に日本がキリスト教側に立って参戦しますと宣言しているわけです。今まで知らされずにいたわけですが、日本は今他国に侵略中だという認識が今の日本人のほとんどができていないはずです。いろんなイラク関係のニュースを見ても実感がわかないというのは、ある意味大きな戦争犯罪だと僕は思うのですが如何なもんでしょうか。

(同引用開始)
米諜報機関、ファッルージャでの集団虐殺の隠蔽チームを編成 市内に12集団墓地
 米軍による厳重な報道管制が敷かれているイラクのファッルージャで、米軍は犯罪行為を隠蔽する工作をが進めている。15日付のヨルダンの週刊誌、アッサビールが報じた。
 米軍は現在まで全ての政治、報道関係者が被災都市ファッルージャに入ることを禁じている。それ以上に深刻なことは、イラクの当局がイラクの赤十字を「米国がファッルージャで犯した非道な行為に対して生ぬるい報告をしたことで米国と共謀している」と非難したことだ。
 入手した情報によると、米国諜報機関は、抵抗勢力や民間人に対して行われた集団虐殺の痕跡の隠蔽を任務とする専門家による特別チームを編成した。
 複数の報告書は、特に両軍で激戦が展開したジョーラーン地区と、シナーイー(工業)、ムアッリミーン、ショルタ各地区、市中心部に8から12箇所の集団墓地が存在していること示している。それぞれの墓地には25体から40体の民間人と抵抗戦士の遺体が埋められている。
 より戦慄すべきは、一部の墓地は現在、セメントを流し込まれ集団墓地であることを示す痕跡を隠蔽していることだ。市内の目撃者は「米国人はイラク人医療団やイラク国家警備隊員に一部の地域や地区に入ることを禁じているが、そのような場所は集団墓地があることを示している」と断言した。
 イラクのイスラム宗教筋は、「米国人はファッルージャに集団墓地が存在することを示す全ての様相を隠滅するために特定の化学薬品を使用した」と明かした。その上米軍は、市内の死傷者や捕虜の数に関するいかなる調査をすることも拒んだ」と語った。
 また前記の情報によると、ファッルージャの女性百人以上が戦闘中に米国人によって、取調べのためにバグダードのグリーン・ゾーンに連行され拘束された。
リンク
 他方15日付のイスラム・メモは、米軍が撤退した後の基地から米兵とその協力者の集団墓地が発見されたと報じた。
 目撃者が本紙報道員に語ったところによると、抵抗勢力の猛攻を受けた米軍は14日
ハディーサの西方にある軍事基地から撤退し、ハディーサ北方15キロのカーディシーヤ基地に向かった。撤退した基地の前身は学校で米軍は3ヶ月前から基地として使用していた。
 米軍撤退後に基地内に入った羊飼いと別の一人は、新しい集団墓地を発見した。遺体は地表近くに埋められていたため、羊飼いの飼い犬が遺体を引き出したのだ。遺体総数は82体で全て黒い袋に入れられていた。
 胸に付けていた身分証と仏画により一部の遺体はネパール人と判明した。他にはインド人やエジプト人3体、レバノン人2体があった。全遺体は分解しておらず最近死亡したと知れた。衣服に入っていた書類によりエジプト人とレバノン人と特定された。彼らは米軍の軍服を着ていたが、ネパール人とインド人はコックなどの基地内従業員だったようだ。
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ヨルダンは親米政府だが、ガス抜きのために、王室批判以外の報道規制はそれほど厳しくなく、正直に米国を批判する記事も多い。
(引用おわり)

 当然、やられた側の報道ですから誇張はあるでしょう。でも日本ではほとんどこの類いの報道がなされない。他国へ侵略中にも拘わらずです。殺された香田さんの旅券がなぜかファルージャで見つかったという報道もベタ記事でした。日本のお偉いさん方はやっぱり国民に智慧を持って欲しくないんでしょうね。これが素晴らしい民主主義だってイラクの国民に教えようとしていますが、喜劇でしかないですね。  
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2004年12月21日

『日朝交渉「敗因」の研究』

6f5326c9.jpg野村旗守『日朝交渉「敗因」の研究』宝島社 お勧め度★★★★
(内容紹介はじめ)
 なぜ世界一の債権国家が究極の破産国家に負けるのか?これまでの日本の政策を振り返ってみると、完全に外交敗戦であることを認めざるを得ない。すでに北朝鮮問題について興味をなくしている小泉首相に、賠償ビジネスの皮算用に狂う財界人の横やりが入る一方で、「救う会」の内部分裂や裏ルート外交などで混乱を誘う北朝鮮の諜報員や朝鮮総聯が跋扈し、もはや引くに引かれぬ事態にまで突入している。しかしこの時期に至ってまで煮え切らない態度を続ける朝日・毎日などの左翼系報道の馬鹿ばかしさには呆れ返るしかない。日本は、政治家、官僚、左翼主義者、マスコミすべてを撹乱させる北朝鮮の諜報(外交)技能に全く歯が立たなかったのだ。
(内容紹介おわり)

 いま巷を騒がしている北朝鮮問題に対して、これまで日本政府がとってきた政策をレビューしている本です。これまでと言っても小泉政権がとってきた政策についてがほとんどなのですが、こういうタイムリーな本はすぐに読んでしまった方がいいです。我々は新聞とかの情報誌ばっかり読んで生活しているわけではありませんから、どうしても情報や思想が偏ってしまう傾向にありますが、こういうレビュー本を読むことはその偏った頭をある程度中庸に戻してくれる大きなメリットがあると思います。

 特に北朝鮮の日本人を馬鹿にしているとしか思えない腹立たしい対応についてはあえて僕が何か言う必要はないでしょうが、細かい情報を知らない(本書のような情報には興味を示さず新聞の大きな文字しか読んでいない)人にとっては、マスコミがガチャガチャ囃し立てることについつい乗ってしまって、それが実は大きな世論を形成していくわけですが、ニュートラルな判断ができなくなるものです。例えば次のような事実があります。

 本書では、小泉首相が拠り所としている「日朝平壌宣言」にはよく読むと実はとんでもないことばかり書いてあるというくだりで、拉致問題についての北朝鮮の考え方が紹介されています。

(p.73より引用開始)
「日本国民の生命と安全にかかわる懸案問題(拉致問題)」」について「朝鮮民主主義人民共和国側は、日朝が不正常な関係にある中で生じたこのような遺憾な問題が今後再び生じることがないよう適切な措置をとる」という文面も、先の日本側の真相究明という解釈とは異なり、北朝鮮側から読めば、「今後再び生じないように」という表現は、拉致問題についてはもうこの宣言締結により解決したと見なされる。北朝鮮は虚偽であるとはいえ、拉致事件について小泉首相にこの日すべてを報告したのであり、その報告を納得したうえで首相は署名した以上、すでに両国政府にとってこの問題は終結したということになる。(中略)さらに「日朝が不正常な関係にある中で生じたこのような遺憾な問題」といったように、拉致問題を「不正常な関係が生み出した」事件と見なす宣言に両国首脳がサインした以上、このような問題を二度と起こさないためにも、「正常な関係」、つまり国交正常化が最優先と論理的には繋がっていく。そして、「不正常な関係」が生み出した遺憾な事件として、拉致に対する北朝鮮の責任は回避され、北朝鮮の国家犯罪を問うという姿勢は、事実上放棄されてしまう。平壌宣言はまさに「拉致問題の幕引きとテロ国家の責任は問わない」論理に誘導される危険性を秘めているのだ。
(引用おわり)

 あの国だからやりかねないですし、見方によっては、横田めぐみさんの遺骨が別人だった件で怒鳴り込まなきゃいけない立場の小泉首相の対応が妙に落ち着いているという理由も、この引用部分で説明がつくかもしれません。もちろんこれは推測でしかありませんが、首相がサインしてしまっている以上はこういう論理は成り立ちうるし、有能な弁護士なら十分に言いくるめてしまうぐらいの武器になります。これは大チョンボというしかない。

 もちろんウソをついた北朝鮮は違う方法で罰するべきだとは思いますが、そのツールがない。小泉首相も平壌宣言に則ってしかるべき対応をとるなんてことしか言わない訳ですから、それ以上のことはできないでしょう。ましてや選挙の直前にジェンキンスさんを返してもらって二度目の訪朝を果たすというパフォーマンスに北朝鮮に協力してもらっているという借りがありますから、首相自らが拉致問題にこれ以上踏み込んでいくということは考えにくいです。

 安倍晋三氏などが強硬策を説いていますが、本書に書いてあるとおり、福田前官房長官との争いに負けてしまい正確な情報が彼には届いていないということから、どうもリーダーシップを発揮しきれないでいるようです。世論は国民の74%(読売調べ)が北朝鮮に経済制裁を望んでいるということからもわかるように経済制裁一色ですが、ではすぐにでも経済制裁というところまでいかない。なぜか?本書を読めばわかりますが、北朝鮮との国交正常化を目論む一派がいるからです。

 韓国との国交正常化で我が国はものすごく潤いました。それの二番煎じを狙っているのが日本の財界、特に鉄鋼とかそういう会社群です。いわゆる賠償ビジネスというものであり、いろんなリサーチがあるように北朝鮮にはマグネシウムとかのレアメタルがかなり採掘されずに残っているようですので、それを巡る争いがあるということです。だから彼らの重鎮は小泉首相に圧力をかけるわけですね。首相本人は人気とりのためだけに手を付けた北朝鮮問題が暗礁に乗り上げたことですっかり熱が冷めてしまっているのにもかかわらず。だからしぶしぶしかやらない(ようにしか見えない)。

 僕の意見を述べます。僕は国交正常化のため、言い換えれば賠償ビジネスのために経済制裁をせべきでないという意見には大反対です。そういう打算的な対応は拉致被害者をほったらかしにしても良いということの裏返しであり、もはや同胞・日本人とは認められません。しかし、次の理由で僕は経済制裁には反対です。

 経済制裁という言葉が独り歩きしていると思いませんか?その前に、今まで食料支援していたのに餓死者が一向に減らない理由を考えたことはありますか?そういう状態で日本だけが一方的に経済制裁をしても、困るのは北朝鮮の罪のない国民だけじゃないでしょうか?北朝鮮のトップの人たちはマスコミから何から全てを握っています。悪の日本がいわれのない差別をしてきたなんていう報道だって国民は信じてしまうんです。自分たち権力の中枢にいる人間は中国からおいしい食事を運んでもらえて何のダメージも受けない。しかし国民は金正日を崇める教育しか受けていないので、コロッと信じてしまうでしょう。余計に日朝関係がこじれるだけです。食料支援はあくまで直接北朝鮮国民に渡るような制度を保証してからしかやってはいけないし、政治体制を飛び越えて国民皆に行き渡るようにWTO等がやらなきゃいけない。WTOが政治的な理由でできなくても、北朝鮮と国交回復している国は140近くあるんだから、そういうことはやろうと思えばできるはずですから。

 とにかく何が何でも経済制裁じゃという意見には反対です。イラクでいわれもない爆撃を受けている一般市民と同じように、金正日体制の被害者である国民たちをこれ以上苦しめることは全く合理的ではない。さらに日本は外交敗戦を深めるだけだというのが僕の意見です。

 今日は長くなりました。日本がこれ以上嫌われないことを願って休みます。  
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2004年12月20日

『続・英文法の謎を解く』

5f6fd860.jpg副島隆彦『続・英文法の謎を解く』ちくま新書 お勧め度★★★★
(内容紹介はじめ)
 前著で指摘があった部分と読者からの意見に応える形での続編。上智大学の渡部昇一名誉教授から示唆があった英文法とドイツ文法・ラテン語文法の関係について述べるなどの若干専門的な箇所も見られるが、日本人だけしか使わない英語の造語や、日本人が苦手とする主観と客観の違い、倫理判断と価値判断の違い(goodとbad論)など、日ごろ意識しなければ見落としてしまいそうなトピックを取り上げている。最終章の英語の発音論では、著者独自の分類を紹介して発音・綴りを覚えやすくしようという試みが見られる。
(内容紹介おわり)

 タイに行く飛行機の中で読みました。題名を見る限り前著の続編ではありますが、内容はかぶっておらず、本書単独でも十分著者の言いたいことが伝わりますし勉強になります。ただし前著同様、別にきっちりした英語なんて勉強しなくていいやんっフィーリングで通じればいいやんっと考えている人には不愉快にしかならない本でしょう(ちなみにフィーリングは日本人が作った造語です)。

 さて例のごとく読み終わって見直してみると線引いてばっかりでした。それだけ僕にとっては新鮮な事柄が多い、裏返して言えば僕の英語の知識なんてそれぐらいのもんだったということなのでしょうが、とにかく勉強になりました。以前、ケビン・クローンのトンデモ英語の本を紹介しましたが、本書でも似たような章がありまして、例えば以前のコカコーラの宣伝「I feel Coke.」について間違いを指摘しています。

 何がおかしいか?著者はこう断言します。

(p.44より引用開始)
 I feel Coke.を口に出して、三度言って気色が悪いと思わなければ、英語の勉強なんかやめた方がいい。(略)この動詞feelのあとに来るのは、(とりあえず)絶対に形容詞でなければならない。
(引用終わり)

 もう勉強やめようかなと思った瞬間でしたが、まあそれは置いておいて、こういう解説を確かに学校で習わなかったなあと思い出しました。feelとかseemとかの不完全自動詞と言われる動詞は気をつけて使わないといけない。いわゆるSVCの第2文型の英語になるからです。もちろん他動詞としてのfeelも辞書をひくと載っていますが(この場合はSVOの第3文型)、ひどく意味が違ってきます。英語もやっぱり難しいですね。

 以前、松本くんに教えていただいたサイトに飛んだときも、自分の知識の足りなさを痛感しましたが、こういう経験をし続けることによって知的好奇心が休まる心配がないというのはある意味ありがたいことです。どんどんどん欲に知識は取り入れていかないといけない。でも数日前に父親からアドバイスをもらったように、どこかでアウトプットをしていくことも時には必要になるのでしょう。自分の知識の整理にもなるし、自分がアウトプットするということに対する言論の責任というものを負うからこそ感性も研ぎ澄まされるのではないかと思うのです。
 
 あんまり説教くさくなると坊さん丸出しなのでやめましょう。
 
 本書の見どころはいくつかありますが、個人的には渡部昇一氏がどこかで書いた文章に対する著者の反論の部分が面白かったです。著者は渡部教授のことをポチ保守と見なしているなど、専門の政治学の分野ではけちょんけちょんに批判していますが、やはり学問としての英語という場面では逆に教えを請う形をとっています(最後には反論しきっていますが)。9世紀末のアルフレッド大王の時代の英語ではどうだったとかいう話を渡部教授からされると、その分野の専門家でもないかぎり議論続行は不可能でしょう。著者は、別にそんな時代の英語を勉強せいと言ってはいない、今使われている英語を理解せよと言っていまして、正面からの議論は避けています。ちょっとかわいらしい一面もあるのだなあと変なところで感心した次第です。

 本書のさらに続編があります。また機会を見て読みます。明日はタイ旅行での2冊目の本を紹介します。  
Posted by p-5796189 at 22:07Comments(0)TrackBack(0)

2004年12月19日

お帰りなタイ

 さて、タイから帰ってきました。旅行の詳細はまた別ページで紹介したいと思います。でもいつになることやら・・・

 タイは暑かったです。より赤道に近いので当然なのですが、この時期でも最低気温が20度超で最終日は35度もありました。結局はこの暑さに慣れることもなく帰国となりました。

 それにしてもバンコクは大阪のミナミを歩いているのかと見間違うほど雰囲気はそっくりでした。BTSというモノレールの高架下の通りなんかは鶴橋そっくり。こりゃ日本からロングステイしたがる人が多いのもうなずけるなあと感心しながら散歩していました。

 しかし!あんまりバンコクを散歩するもんじゃないですね。なにしろ排気ガスがただものではない。車車車・・・。世界的にもバンコクの渋滞は有名らしいのですが、歩けばすぐの距離をツアーバスで1時間ぐらいかけていくわけです。ちょっと歩いていたらすぐにいやになりましたね。狂犬病の予防接種なんてしていないだろうと思われる犬もあちこちを徘徊していましたし。あんまり歩くもんじゃありません。

 車の運転もものすごい。よくあれで事故起きないなあと感心するぐらいです。ハワイの時の3倍は驚きました。それに比べて日本の運転の上品なこと!ちょっとやそっとの割り込みぐらいは微笑んで道を譲ってあげようと思えるようになりました。

 今日は疲れたのでもう寝ます。飛行機で2冊読んでしまったので明日はその感想を書きます。  
Posted by p-5796189 at 22:27Comments(2)TrackBack(0)

2004年12月13日

いま、タイにゆきます

 突然ですが明日からタイに行きます。帰りは18日の朝ですから5日間ですね。

 主にバンコクにいますが、聖に会いにいくかもしれません。読経の対決とかしてたりして。でも僕はタイ語はさっぱりわかりませんのでコミュニケーションはどうとるんだろう?こんなんで大丈夫なんだろうかね?

 見ず知らずの人に紛れてツアーで回るので、あんまり心配はいらないかな。ただ治安が悪いようなのであんまりお金を持っていくのは控えようと思います。では暑いタイを楽しんできます。  
Posted by p-5796189 at 20:20Comments(1)TrackBack(0)

2004年12月12日

父との対話

 今日は寺の行事があり、その後、総代さんと忘年会を開きました。

 僕の3倍くらいの年齢のおじいちゃん達ばっかりですが、昔の大変だった時代の話とか、小泉首相の批判とか(お断りしておきますが僕は聞き役ですよ)なかなかためになる話が多かったように思います。

 さて宴会後、父とゆっくり話をする機会がありました。忘年会で図らずも総代さんに投げ掛けられた疑問をめぐり議論したわけです。ドルは上がるのか下がるのか?

 結論。そんなことはわかりません。投機の世界では理由は後付けですし(前に勤めていた会社の為替トレーニーで体験しました)、皆が同じ結論を考えてそのとおり進むほど投機は甘くありません。もちろん、父と議論したのはそういうような話ではなく、僕が日ごろから吸収している情報や知識をいかにして皆に伝えるべきなのかというテーマです。

 父は、せっかく勉強しているのだから発表の場がないともったいないと主張します。それに対して、僕はそういう情報収集についてはただの趣味でやっているだけであって、事実、毎日得ている情報もほとんどが市販されている書物や信頼できるジャーナリストがネットで書いている文章からとってきたものですので、私のオリジナルではないし、本気で独自の取材ルートや人材をもつとなると寺をやっていくことができないという現実論を述べました。

 父の気持ちはありがたいです。そういう場があれば僕も発表したいのですが、いかんせん寺という俗世から離れている(正確に言うと離れていなければならない?)世界で、ドロドロした世界経済や金融の話をするのは適当ではない。そういうことで、しばらくは僕の趣味として続けさせてもらって、そのうち人を導いて諭していけるような思想体系を紡ぐことができれば、そういう機会を得たいという結びとしました。なかなか父は納得しませんでしたが。僕は「寺はこうあらねばならない」という枠にとらわれ過ぎているのではないかと。

 そういう面はあるでしょう。寺のことがわかっていない現状の僕が、異端的なことをしゃべっても何の重みもないですから。父のようなベテランなら、よその寺と変わったことをやりたいと言えばついてきてくれる檀家さんは必ずいます。でも僕にはそれがない。僕が超寺院的なことをやり出すのは一人前になるもっと先の話のことでしょうね。

 ともかく今日もたくさんお酒をいただきました。檀家さんあってのお寺です。皆の見本になる寺を目指して来年もがんばります(よくわからない結びだな・・・)。  
Posted by p-5796189 at 23:52Comments(0)TrackBack(0)